今日のニュースで、歳をとって丸くなる人と攻撃的になる人との違いについての記事を見ました。

丸くなる人は、自分の過去について、いいことも悪いことも程よく忘れている。

自分の過去の栄光は、他人から言われて思い出す。

過去の経験を手放し、若い人達の意見を素直に聞ける。

 

攻撃的になる人は、自分の過去について、執着している。

自分の過去の栄光を使って、マウントをとる

過去の経験を今の判断基準にしているので、他人の意見を素直に聞き入れない。

 

といった内容でした。

私は、昔から、記憶力が悪く、それがコンプレックスになっていました。

でも、今の家族から「忘却力が羨ましい」と言われ、そのおかげでコンプレックスが薄れていきました。

仕事に関しては、記憶力が悪いのは不便だけど、メモを使って工夫して、記憶力を補っているので、なんとかなっています。

記憶力が悪いデメリットは、そこそこ克服できました。だから今は、嫌なことがあってもすぐに忘れられるというメリットを素直にありがたく感じることができます。

 

禅に関する本にもよくかかれていることを、この記事にも書いてありました。それは、

幸せになるには、今、自分が持っている幸せに気づくこと。

今感じている不幸せ(お金がない。職場の人間関係が最悪など)に注目しないこと。

 

毎日、食べたいものを食べられる幸せ。

強制労働ではない、ごく普通の職場で働ける幸せ。

互いに支え合っている(と私は思っている)家族がいる幸せ。

命を狙われることが限りなく少ない人生を送ることのできる幸せ。

ありがたいなぁ、と思います。

 

余りにも記憶力が悪いので、たまに認知症なのでは?という不安を感じることもありますが、「病は気から」という言葉もあるので、物事の良い面を見ることを習慣にしていこうと思いました。