オーダーの製作 「食器の飾り棚」 | 瀬戸内工芸のブログ

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ぼやぼやしていたら,二十四節気の「啓蟄」。
冬ごもりをしていた虫や小動物たちが目を覚まし
動き始める頃,になっていました。。

そして今日から「春分」。いよいよ春ですね。
わが家では今年娘が高校受験でしたが,無事に志望校に
合格し,ほっとしている今日この頃です。

さぁ,そろそろ私も動きださなければ。
ちなみに最近のブログは(12月~)全て相方が書いて
くれていました。サンキュー相方。

さて今回は,昨年の秋にわざわざ香川県から当方の工房へ
お越しいただいたTさんからのオーダーの製作をお知らせ
致します。
(写真はオリジナルパッチワークでリボンブローチを製作
 されているところ。さらちゃん,かわいい!)


オーダーは「カップボード」なのですが,お皿やお茶碗
なども置けちゃうので勝手に「食器の飾り棚」と
名付けました。


本体の一面一面にパッチワークを施しました。


この様にパッチワークを圧着させていきます。


本体の4辺が組合わさる様に凸凹を刻んで板組で本体を作ります。


今回は細やかなパッチワークと大きめのパッチワークの
2種類を同時進行で製作致しました。




Tさんは大きめのパッチワークのものを選ばれました。
ご自宅で使用されている様子を画像で送って頂きました。
素敵なカップのコレクション。有難うございました!


もうひとつの細やかなパッチワークのものは,取扱店の
伊織 松山店に納品させて頂きました。

オーダーを頂く事で,今まで自分達がしてこなかった
仕様のものを製作させて頂き,新たな発見があったり
します。

今回は「ガラスの引き戸」の良さに目覚めてしまい,
いつか何かのオリジナル商品に使いたいと
思っています。

瀬戸内工芸では(少々お待ち頂きますが)ご相談の上、
オーダーも承っておりますので,お気軽にお申し付け
下さいね。

(自慢の中庭に咲いた椿の花たち。
 植えて下さった前の持ち主の方に感謝です。)
 




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