あれから三年(6) | セトのブログ

セトのブログ

歌と英語と作曲と。

主治医登場。


腕に自信がありながらも、大勢の生死を見て携わってきたであろうこの男は

こちらを気遣ってだろう、はっきりと、そして静かに話す。

嫌み無く頭の良さと優しさが滲み出るような人だ。

ま、頭悪かったら脳外科医にはなれないよね。



クモ膜下の場合、術後2週間というのはすごく重要かつ神経質になる期間らしい。

もしクモ膜下出血が原因で、深刻な後遺症や合併症が出たり水頭症になったりするのであれば、

この2週間以内に決まるらしい。

逆に言えばこの2週間を全力で乗り切らなければ一生障害者になるか死ぬかするって事らしい。


「瀬戸さん。 医者として出来る事はすべてやりました。」


「後は人間の自然治癒力に掛かっています。」


「病院の食事以外でも、ご家族の方に買って来て貰っても何でもいいです。」

「瀬戸さん。 とにかく食べて下さい。」


ここに来てから見かけた(聞こえた)インパクトある隣人達が頭をよぎり、

主治医の言葉が脳内変換される。


「食えっ!」


「そう。食え!!」




「あぁ成りたく無ければっ!!!!」






いやぁ、

食ったね。


食ったわ。


そりゃ食うわ。

食いますよ。


もともと20年くらい一日一食な食生活だった自分にとって

これは結構大変な課題。。 

だったんだけど、そんな事言ってられる場合では勿論ないから詰め込むわけ。


苦痛だったんだけど、これが不思議と2日目くらいからスルスル入るようになる。

お、結構イケんじゃん。。。



いやぁ、

食ったね。


食ったわ。


そりゃ食うわ。

食いますよ。



おかわりっ!
lml[I_I]lml