【MEET ONOMICHIは、人と作品、人と人、暮らしと表現が出会う場所を目指して生まれたアートプロジェクトです。】
尾道との出会いは、少し現実的な理由から始まりました。
当時、家庭の事情もあり、田舎のさらに田舎で育った私にとって進学は当たり前の選択ではなく、学費の安い美術系の大学を探していました。
そうして辿り着いたのが尾道でした。
田舎の鹿児島で育った私にとって尾道は最初少し不思議な街でした。
山と海に挟まれた狭い街並み、慣れない言葉、スーパーで買った醤油の味まで違うことに戸惑ったのを覚えています。
そんな中で個性的で面白く、真新しい表現をする仲間たちと出会い、美術を学ぶ時間はかけがえのないものになりました。
卒業後も尾道で働きながら、さまざまな人と関わる中で少しずつこの街に自分の居場所ができ、気づけば尾道は大切な場所になっていました。
仲間たちもそれぞれ公募展や個展、グループ展などで表現を続ける中で、展示だけではなくもっと暮らしの中に入り込むアートの形があってもいいのではないかと思うようになりました。
私たちにとって尾道は出会いと思い出が詰まった特別な街です。
この街で訪れた誰かと出会うことも、小さな奇跡だと思っています。
暮らしの中でふと手に取りたくなる、あなたの日常に必要なアートを届けたい。
そのひとつの形が私にとっての MEET ONOMICHI です。
