私だけでなく絵画制作に取り組んだことがある方は十二分にお分かりかと思いますが、絵を描き続けていくことは本当にお金がかかります。


私は特に日本画の公募展に毎年夏に出品していますので、それはそれは出費がかさみます。


しかし、この出品を続けてきたことで作家としての様々な技術がとても向上したように思います。


偉大な先生方から多くの御指導をいただき、毎年その緊張感のなか作品を出品し当落に挑み、研鑽を積んだ入選作品たちと比較される場は大変に私を成長させるものでした。



入選作品 日本画


とびきり怠け者の私が、なぜこのような事を続けてこれたのか。


結局のところ絵を描くことが心底好きで、その好きという気持ちが私の推進力だったのではないかと思います。


絵を描き続ける事は楽しい時もあれば苦しい時もあります。


ですが苦しいの先に新たな作品と出会えることが私のモチベーションなのだと思います。