【ネコオくん物語:36】あれもだめ、これもダメ、だからダメ | ラブ&ユーモア♡瀬戸まり子のBlog

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オンライン&リアルのコミュニティ『Mariposa:まりぽーさ』主宰

 

早くまた会いたい、一緒にいたいなぁという

欲求が増し増しのマリコ。

 

 

来週、東京にいくので、帰りにちょっと

ネコオくんの家に寄って顔見たい・・・

 

 

ダメダメ。

 

 

 

 

電話で10分くらい喋りたい

 

 

 

 

 

検討します。

 

 

え、10分程度の電話なのに

検討しますって・・・何?

 

わたし、拒絶されてる?LINEも朝におはようのスタンプを押しても既読になるのは夜だし、私に全然興味なさそう。

 

 

押せば押すほど引いていく。

 

ネコオくんの心のシャッターが毎日毎日、

音を荒立てて、ガシャーンと閉まっていく。

 

 

私たちの関係が、どんどん悪化していくのはわかる。

 

 

そして某日のこと。

 

この仕事を始めてから13年、

こんなに怒りが心頭することはないわ!

っていうくらいのレア事件が勃発。

 

とにかく、冷静になれないし、

心を落ち着かせたい、

誰かに聞いて欲しい

 

 

「ネコオくん、起きてる?」

 

「もうねるよ」

 

「あのね、いまちょっとショックなことがあって、慰めてほしいんだけど」

 

「話して」

 

「あのね◯◯◯◯◯◯◯◯」

 

「それはひどいね」

 

 

ラインのやりとりじゃ、時間がかかる。

電話でちょっとだけ話したい。数分で済む!

 

「あの、もう少し話せる?」

 

「起きてられそうにない」

 

「寝ててもいい、私はこのままじゃ眠れないから。」

 

「ごめん、おやすみ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合終了

 

 

 

 

 

 

まじで、寝る?もう既読にすらならない。わたし、緊急非常事態宣言レベルなのに。こういうときこそ頼れるのが彼氏じゃないの?悲しすぎる。

 

 

夜中に長文の支離滅裂LINEを送ったら、ネコオくんは、明日の朝、それを読んで、フォローのメッセを考えなきゃならなくなるから、送るのはやめておこう。

 

 

 

 

 

翌朝・・・

ネコオくんからは、なんのフォローもない。

 
さすがに、これはもう婚活どころじゃない。
恋人同士としての関係が辛い。
 
 
 
終わりにしよう。
 
次に会うのは10月末だったし、
電話もできないし、
手段はLINEしかない。
 
 
ありがとうの言葉で締めくくれるようにして
お別れのメッセを送ろう。
 
 
 
 
 
 
 
いつもは返信がないのに、
メッセ、見てくれたのかな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ふ、振られちゃった。
 
 
 
 
ええ、振りましたよ。当然でしょうがぁ・・・
 

 

 

 

あとで僕もお返事書きます。

 

 

 

+++

 

次回最終回です。