昨夜の十段位決定戦
優勝は『荒正義プロ』でした。
そして、プロ連盟発足以来、前代未聞の5大G1タイトル優勝の偉業を成し遂げました。
【グランドスラム達成】
「スゲー!」
きっと連盟員なら皆んな同じ思いを抱いたはず、その苦労と偉大さを解っているから。
オーラス 南4局 2本場 R1 ドラ東 8巡目
二三②③③⑤⑦567 ポン西西西
ここでツモってきた「西」をツモ切りの時は「えぇー?」
隣の町まで聞こえそうな声が(自分でもビックリ)飛び出て、そこから画面に釘付け。
親番の三浦が八を海底ツモって1,200オール。
会長 「少し可能性が見えてきたね」
日吉 「4,000オールで並びじゃないですか」
勝又 「みたいなもんですね」
「うわー 決まらない決まらない」
「今ピッタリ19,000差ですね」
会長 「6,000オールツモって逆転で、次ノーテンって言えるってこと?」
勝又 「言えます」
かねてから牌効率や数字に強い勝又の言葉が緊張に拍車をかけます。
南4局 3本場 ドラ⑥
親三浦の13巡目の繋ぐための形式聴牌取りへの⑨ポン。
19、20巡目、ツモに願いを込める姿は胸を締めつけられました。
親ノーテンゲーム終了。
荒さんがインタビューで「僕は我慢の麻雀ですから」とおっしゃった時、「西」カンせずは、あの場面が荒さんの勝負所ではなかったんだと感じました。
4人がそれぞれの個性をふんだんに活かした名勝負でした。
それにしても我が連盟のレジェンドの方々は本当に強い!
以前頂いた
「伸びしろ30%」のお言葉が「励まし」から「宝」に変わりました。
僕も戦う姿を見せる事で後輩たちに
「力と希望」
を与えられるプロを目指します。
改めまして、
第38期十段位決定戦
優勝おめでとうございます!
放送終了後『バカの血』が興奮冷めやまず、ゲーセンに麻雀打ちに行きました 汗。
《反省》
今回の5位敗退が実力だなと痛感しました。
今の課題が浮き彫りになったように思います。
応援して下さった方には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、この負けが「肥やし」に変わるまで諦めず目標を追い続けるつもりです。
『麻雀バカにつける薬なし』ですが、その日まで精進をおこたらず進んで参りますので、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
追伸
ブログ、ツイッターで沢山の応援やあたたかいお言葉に何度も救われ、励まされました。
本当にありがとうございました。