草加市議会議員 瀬戸健一郎 オフィシャルブログ「だれもが幸せなまちをつくろう!」Powered by Ameba-23人の議員の会
※新しく結成された政治団体「23人の議員の会」に参加する議員一覧です。


新しく結成された「23人の議員の会」は、木下博信前市長の不信任に賛成した、先般の草加市議会議員選挙で当選を果たした新しい議員の会です。無所属議員を含め、自民党、公明党、民主党、共産党の4党所属議員が超党派で結集したもので、議会不要論とも受け取れる発言を繰り返し、議会の議決を軽視し、独善的な体制を確立させつつある木下博信前市長の暴走暴言を阻止することを目的としています。

以下に、23人の議員の会設立にあたってまとまった文書をそのまま、全文掲載いたします。ご一読くださり、あらためて皆さまの声を、私たちに聞かせてください。よろしくお願い申し上げます。

「だれもが幸せなまち」をめざして、「草加を変える。」

瀬戸健一郎
Kenichiro Seto
草加市議会議員
Soka City Councilor

※23人の議員の会設立文書(2010年11月15日結成、同年11月22日届出)
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「23人の議員の会」
【基本理念】
(1)暴力団に影響をうけない市政を確立します
(2)職員の可能性が100%発揮できる市役所をつくります
(3)市長と議会は車の両輪です。対話を通じて市政を進めます

「23人の議員の会」スローガン
●暴力団を排除して、不正のない安全・安心なまちづくり
●子育て環境の整備、高齢者・障害者も楽しく暮らせる安全・安心なまちづくり
●新医療センターの建設・救急医療の充実で安全・安心なまちづくり
●教育環境の充実・スポーツによる体力づくりで安全・安心なまちづくり
●都市基盤の整備、産業振興で安全・安心なまちづくり

木下前市長は、市の公共工事で賄賂を受け取り、有罪判決をうけた元助役を「不正はなかった」と擁護し、ふたたび副市長(助役)にしようと画策しました。

行政に携わるトップとして、あり得ない行動・言動に対して、議会は説明を求めましたが、前市長は「不正はなかった」「解職したのは誤りだった」と何度も繰り返したことから、議会は、法令遵守の精神に反するとし、2回にわたって市長不信任案を採択したものです。

10月27日、2回目の不信任可決・失職の事態をうけ、木下前市長は、「市議会議員の大幅削減を公約に掲げ、市民に信を問わせていただく」という争点すりかえの議会不要論とも受けとれるコメントを発表しました。

日本では、自治体の長と議会を直接住民が選び、それぞれが住民を代表する「2元代表制」を地方自治の根幹として定めています。「2元代表制」とは大きな執行権をもつ市長と議決権を持つ議会が、チェック・アンド・バランス(抑制と均衡)の関係で、おたがいの独断や暴走を防ぐという民主主義のしくみです。議員の定数をどんどん減らせば、市長と議会のバランスを崩し、市長の独断・専制をすすめることになります。

裁判所が「有罪」判決を下した事件にたいし、「不正はなかった」と断言するような市長の権限を強化すること、すなわち議会の定数を大幅に削減することを第一の公約にかかげるなど、市長の資格がないことの証明です。市長が議員の定数まで決めることができたら、それは、もはや民主政治ではありません。独裁政治です。

議員定数については、議員報酬や政務調査費、議会のあり方を含め、議会特別委員会で検討を進めているところであり、議会が決めることです。

田中和明さんは、平成18年木下市長のもとでおこった「公共工事にかかわる恐喝事件」について、議会の最高調査権である「地方自治法100条権限」を付与した特別委員会設置のため、議会の裏方の責任者(議会事務局長)として力をつくした公正で公平な人物です。

暴力団との縁のない公平で公正な市政、市民を大切にした自主性のある市政を実現するために、地方自治法を熟知した行政のベテランが市長になることこそ、今、求められています。


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市民へのアピール

汚職で有罪判決を受けた元助役を、木下前市長は副市長(助役)に復活させようとしたことが、今回のスタートとなっています。

この元助役は、汚職事件で懲役2年執行猶予4年の刑罰を科せられた人です。
この汚職とは税金で公共事業を進める中で、元助役が知り合いの業者に便宜をはかり、賄賂をもらったものです。
このようなことを行った元助役を副市長にしようと、複数の議員に根回しを行いました。

定例記者会見や、草加市の広報「そうか」を通じて元助役に「行政上の不正はなかった」ゆえに「解職したのは誤りであった」と発言しました。

このような常識外れの認識を持った市長に対して、市議会は市長として不適切な人物として不信任という形をとったものです。
 
本来、行政の役割は、法にのっとり行政運営を行うことです。
しかし、司法の役割の範疇まで踏み込む市長は、三権分立をおかすことになります。
行政が司法判断までできることになったら、どんな不正を行っても「おとがめ」がなくなり、市長の独裁という結果になってしまいます。

このようなことから、市議会は、木下前市長の不信任を行ったものです。汚職で有罪判決を受けた元助役を副市長に復活させようとした前市長にNOの判断を行ったものです。

無所属の立場で、立候補を予定している「田中かずあき」さんは、草加市役所に約40年間勤め、市の仕事を知り尽くしたベテラン行政マンであり、木下前市長のワンマン市政を厳しく批判し、筋を通してがんばってこられた人です。

 今度は市長選挙という形で、市長は誰がいいのか?
 市民のみなさんに、ご判断をいただく番です。
 良識ある、市民のみなさんのご判断をお願いします。