制約があるなしにかかわらず、
本当にやりたいことって無いの?!
その言葉を聞いて、
酔っ払った頭でぐるぐると
考えを巡らせていると、
この旅の中で
行きたいと思っていたけど
条件的に難しいなぁと
諦めていた場所を
ふと思い出した。
* * *
ことの経緯は
に書いたとおり。
翌日は、もとの計画では
ウィークエンド・マーケットに
行きたいと言ってたのね。
ちょうど週末だったし、
お店がたくさんあって
お土産物を見るにも
自分のための何かしらを買うにも
旅の最終日にはぴったりだと
感じてたし。
でもナイトマーケットに行って、
意外と物欲が無い自分に気付き、
いくつかお店を見て回ると
同じようなお店がたくさんあって、
もうお買い物はいいかなと
思うようになってきた。
旅の相方しのちゃんも
そのへんは同じだったようで、
明日はマーケットじゃなくても
いいよ〜ってなってて。
じゃあ何をする?
それで思い出したのが
ピンクのガネーシャに
会いに行きたいと思ってたこと。
でもここね、
もともとの行動範囲から
めっちゃ離れてて、
行くのが大変そうだったんだ。
街中や寺院を巡ったのは
せいぜい赤丸の範囲内で、
翌日のアユタヤは
ツアーで連れて行ってもらったので
(高速を使って片道一時間ぐらい)
バスの中で寝てたら良かった。
ピンクガネーシャは
そのアユタヤと同じくらい
遠い場所にある。
ルートも若干ややこしい。
それがあったので
もとの計画から除外してた。
でも一日フリーで
何をしたいか考えたら
ここに行きたいという想いが
強くなって。
今はかなり便利なことに、
行きたいと思ったら
スマホでいくらでも
情報を得られる。
ルートを改めて調べてみると、
大変そうではあったけど
行けないこともないなと思えてきた。
で、翌朝
しのちゃんには
「私はガネーシャに会いに行く」
と告げた。
しのちゃんはこの二日間で
だいぶ疲れていたようで、
一緒には行けそうにないと言う。
それでも私の決心は変わらず、
ひとりで向かうことに。
夜は一緒にご飯を食べようと
約束をして、
ここからまたドキドキの
一人旅が始まる。
* * *
まずはホテル最寄りの駅から
4駅東にあるエカマイのバスターミナルへ。

⑱窓口に「ピンクガネーシャ」と
カタカナで書いてある。

この⑩ターミナルで
待てど暮せどバスが来ない。
予定時刻を大幅に過ぎ、
「バスはいつ来ますか?」
と訊いてもハッキリとは教えてもらえず。
外国ってそんなものよね〜
と思いつつ、
いつ来るかわからないものを待つのは
けっこうしんどい。
でも小一時間ほど待って
ようやくミニバン(ロットゥー)が来た際、
近くに座って別のバスを待っていた
おばちゃんが
「これよ!」
という感じで教えてくれたのが
嬉しかった。

こんな感じで一時間ぐらい?
かけてチャチュンサオ(隣の県)へ移動。
お次は乗り合いタクシー(ソンテオ)へ。
↓↓↓

この乗り合いタクシーは、
乗り合いということで
ある程度の乗客が集まれば
発車するシステムらしい。
またいつ出発するのかわからない
まましばらく待つ。
発車してから移動にかかる時間も
およそ40分。
乗るとお隣には若い日本人カップルが
座っていて、
イチャイチャしているのが
どうしても目に入る。
見たくないないぁと思いながら(笑)
なんとかやり過ごして、
やっと到着したー!!
ワット サマン ラッタナラーム
つまりここもお寺なのね。

これまたデカい。
* * *
写真がここまでしか
載せきらないけど、
実はまだまだたくさんの
見るものがありました。
ランチはここの屋台みたいなお店で
タイ語が読めず
「ガパオライスありますか?」
で出してもらえた。
市場を散策して、
ココナッツウォーターを飲んで、
いつ来るかわからないソンテオを
見張りながら待って…
帰りもね、結構な時間がかかりました。
特に街中、スクンビット通りが
夕刻は渋滞で、
しのちゃんと落ち合えたのが19時くらい。
全部で10時間ぐらいかかった。
帰りのバスは寝まくり。
私もだいぶ疲れてたからね。
疲れてたしのちゃんは
一緒に行かなくて正解だったなぁと
しみじみ思ったよ。
でも私はやっぱり
行っておいて良かった。
日程も一日フリーの日にしておいて
良かった。
それと、これはひとりで行って
良かった。
誰かと一緒だと
相手の疲れとかが気になって
私も気疲れしちゃってただろうから。
うまくできているもんだ。
そう思った一日でした。
次回、タイ旅行記ラストです。
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