旅行記もそろそろ大詰めです。
タイ旅行の三日目、
旅の相方しのちゃんと
合流してから二日目の夜、
ここで私たちは相手と、
でも本当の意味では自分と
しっかり向き合うこととなる。
* * *
舞台はナイトマーケット。
近くの商業施設から
こんな景色を眺めることが
できます。
これが見たかったんだよね。
降りてみると
かなりたくさんの人が。
手にしていたビニール手袋は
意味をなさないぐらい
破れてベタベタになったけど、
エビは美味かった!
ここでビールを飲みながら
言われたのだ。
「ゆみねぇって
自分の意見を言わないよね」
自分ではそんなふうに
思っていなかったから
ちょっとびっくりした。
やりたいことはちゃんと
伝えてきたし、
合わせられる部分は合わせたらいいや
と思って行動していたので、
こだわりがないところは
しのちゃんの意見に乗っかることが
多かったけど。
特に無理はしていなくて
それが自然だった。
これまでそのやり方で
特に困ったことも無かった。
制約があるなら
その枠を決めてから
できる範囲で
自由に動きたいって
考えてたんだよね。
なので午後のフリータイム(別行動)は
やりたいことが決まっていた
しのちゃんの時間軸に合わせて
私が適当に動けばいいやって思って、
実際そう伝えていた。
それが彼女には気持ち悪く
感じたみたいだった。
制約があるなしにかかわらず、
本当にやりたいことって無いの?!
そう言われた時、
確かにそういう考え方を
していなかったなと思った。
あと
「これでいい」じゃなくて、
「これがいい」と思うことは無いの?!
とも。
そう言われてから、
ビールでだいぶフラフラになった頭で
だったら私は
本当はどうしたいんだろうと
一生懸命に考えていた。
考えつつ、調べつつ、の様子。
しのちゃんはしのちゃんで、
そういう話をしているうちに
これは自分の問題だなと
思い当たったようだったし、
実際にその場でも私にそう伝えてきた。
そのときのことを
しのちゃんの言葉で知るのも面白い。
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その夜はホテルに帰っても
あまり話さなかった。
なんとなく空気も重い。
だけどこんな感じで、
彼女はちゃんと
自分で答えにたどり着ける人。
それを彼女自身もわかっていたし、
私もしのちゃんはこのことを
解決できる人だと信頼していた。
だからね、
私はそこに神経を注ぐのを
ストップした。
彼女の問題は
彼女が解決する。
私は、私が本当は何をしたいのか
そのことだけに集中しよう。
そう思えたときに
※まだ酔っ払ってたけど(笑)
問題は問題でなくなった→寝た。
そうしたら、ようやく
私が叶えたかったことが
何だったのか
思い出すことができたのだ。
何の制約も無かったとしたら
タイでやりたいと思っていたこと。
あとひとつだけ残っていた。
それを自覚してしまったら
もうそうせずにいられなくて、
翌朝、
「私はこれがしたい」
が固まっていた。
* * *
私たちは
好きなものやこだわりのあるところ、
したいことも考え方も
いろんな部分が違っていて、
相手の思いがわからなかったり
時にぶつかったりすることも。
でもね、
それを冷静に相手に伝えるのは
伝えても大丈夫な人だと
伝えても大丈夫な関係だと
思えているから。
意見が合わないなって感じても
相手への敬意を忘れなければ
海外で異文化に触れるのと
同じように
違った価値観に触れることが
世界を広げることになり、
新たな学びに繋がっていく。
互いに感じた違和感を
口に出して
それぞれに咀嚼して
自分の中に落とし込む。
それは決して
簡単な、
楽な作業ではないけど
この旅では
それができたんじゃないかな。
こんな話ができる人って
なかなかいない。
わざわざ伝えることも
普段の生活では
ほとんど無いだろう。
だから今回の旅の相方が
しのちゃんで良かったと思う。
すごく良い学びになったと
今でも感じている。
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