クラゲと言えばここ!の加茂水族館へ | 日々是全力

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参戦したライブレポを中心に、日々感じたことをあれやこれや。

もともと旅先では、あまりよく眠れない。
微かな物音とかも気になるし、自宅では電気は消すけど、旅先では、明りがないと不安。
明りがあるから眠れないっていうのもあるけど、大体2時間おきに眼が覚めたり、うとうとするだけだったりするから、寝坊する心配はほとんどないんだけど、それでも、不安が先に立ってしまったのか、脳がずっと起きてる感じで、寝た気がしない、朝6時前。
身支度をして、早々にチェックアウト。
 
今回の山形遠征のもうひとつの目的地は、「クラゲ水族館」として有名な「鶴岡市立加茂水族館」。
「MUCC」のチケットを取ったときに調べたら、山形駅から水族館の最寄りの鶴岡駅までの足が見つからない状態。
運休って書いてあったから、雪のためかな。
次に、新幹線を取るときになって調べたら、山形駅から鶴岡駅へのバスがあったにはあったけど、片道13,500円という高値。
いくら高速バスでも、高すぎる。
これは、無理かも…と、半ば諦めていたんだけど、諦めきれずに、帰りの新幹線は予約しないことに。
ライブの3日前くらいに、さて、どうしたもんかと、もういっかい調べたら、山形駅から鶴岡駅までバスが出ていて、料金も3,000円程度。
朝7時23分発とちょっと早いけど、そのバスだと、11時半くらいに水族館に着ける。
水族館には14時過ぎくらいまでいられて、新潟経由で帰ることができる。
これだ\(^o^)/。
 
山形に着いてすぐ、バスの案内所で乗り場やパスモが使えることを聞いてひと安心したものの、満員だと乗れない、という気になるひと言がバス停の時刻表に書いてある。
ゆうべ、仙台に向かおうとした夢烏さんたちが、高速バスが満員で乗れなくて路頭に迷いかけたというポストが散見されたこともあって、山形駅は始発ではないんだという不安にかられてしまい、早めにバス停に来てみたら、誰もいない。
生憎の雨の中とはいえ、座るところもあるし、お手洗いもあるし、待つのはさほど苦にはならない。
待っている間、市内巡回のバスが次々に走ってくる。
市内循環がここまで多いのは、良いなぁ。
 
定刻通りに来たバスに乗って、いざ鶴岡へ。
 
無事に乗れた安心感とバスの振動で、うつらうつら。
眼を開けると、瑞々しい新緑が視界一杯に広がる。
高速道路だよね?って確認したくなるような、細い道を走っていたような気がする( ̄  ̄;)。
そういえば月山ってスキー場があったり、かなり有名だった記憶。
反対側は、目もくらむような谷に見えて、反対側に座って、もっとしっかり景色を眺めれば良かったかなーとちょっと後悔(´・ω・`)。
 
鶴岡エスモールに着いて、駅へ向かおうとおもったら、ちょうど市内循環のバスが止まっていたので、乗せていただいて鶴岡駅へ。
晴れてたら歩いても良かったけど、雨だったし。
 
ここから加茂水族館へ行くバスに乗るんだけど、10時38分発だから、1時間ちょっと時間が空く。
1日に8本くらいしかバスがないから、これに間に合わなかったらおしまい、な感じではあるけど、車の免許を持っていない身としては、公共の交通機関で行けることに感謝しかない。
 
駅前にはお土産屋さんを兼ねたコンビニや待合室があって、待つには困らない。
朝ごはんを食べてこなかったので、ここで、つや姫を使っただだちゃ豆のおにぎりをいただく。
おにぎりといっしょに買った、さくらんぼみるく。
いちごみるくのさくらんぼ版だけど、これがまた超絶美味しい^ー^。
山形特産美味ー(*´︶`*)。
 
今度は普通の路線バス。
1日乗車券があるというのは知ってて、ICカードに入れられるというのはずいぶん画期的だなーとは思ったけど、水族館との往復だけだから、別に良いや、と普通に乗った。
運転手さんが、「致道博物館」とか名所の案内をしてくれるのが楽しい^ー^。
ここでも、うつらうつらしてしまって、あまり景色は観ていないのだけど、市街地から山を抜けて海岸へって感じだったかな。
加茂水族館のバス停に着く前に、加茂水族館のバス停は、ひとつだけです、行きも帰りも同じ、って教えてくれて助かった(*´∇`*)。
降りるとき、タッチする前に声かけてください、と言われたので、鶴岡駅からです、1日乗車券にはしていません、って言ったら、ピピっと操作して、これで入りましたから、って1日乗車券にしてくれた。
優しい(T_T)。
1日乗車券は1,000円で、加茂水族館まで片道760円。
とても助かりました、運転手さん、ありがとうございました( ̄人 ̄)。
 
 
クラゲ好きとして、どうしても来たかった加茂水族館。

 

 

 

入り口を入ると人でいっぱい。

ロビーで、何やら待っている感じ。

 

 

人の間をすり抜けて、まずは、近海の水槽。

 

 

 

日本海の豊かさを目の当たりにする。

 

 

そして、念願のクラネタリウム。

 

 

 

生き物の説明が簡潔でわかりやすい。

 

 

 

光りながらほよほよ浮遊しているのはなんだか不思議な感じ。

 

 

 

初めて観たハブクラゲ。

 

 

 

毒のある生き物は美しい。

あまりにも綺麗なので、しばし立ち尽くした上、3周してしまった。

 

 
 

こちらも初めてかな、ツノクラゲ。

 

 

 

 
 
加茂水族館といえば、これ!の「クラゲドリームシアター」。
1万匹のミズクラゲが蒼い光に照らされて浮遊する様は、照明を落として背景を黒にしていることもあって、巨大なスノードームを観ている気分。
幻想的で美しい(*´ェ`*)。

 

 

 

加茂水族館のクラゲ愛がぎっしり^ー^。

 

 

 

ただ、クラゲの種類を集めました、だけではない、伊達に「クラゲ水族館」は名乗っていない、という矜持を感じる(*´︶`*)。

 

 

タコクラゲ、カブトクラゲ、アカクラゲ、キャノンボール、見慣れたクラゲさんもたくさんいたけど、自分が一番愛してやまないギヤマンクラゲが見つけられなかった…でも、見たことのないクラゲをたくさん見ることができて至福のひとときでした(*´︶`*)。

バックヤードツアーやクラゲの成長や捕食の様子を飼育員さんに説明してもらえるプログラムがいくつも用意されてたし、アザラシとアシカのショーも、ショーというより、動物の特徴や生態の説明が主。

決して派手ではないけど、生き物に無理をさせていないし、耳の説明をしたら、動物の方が耳を客席に向けてアピールしたり、かなりの芸達者で、好感のもてるショーでした。




 

生き物のことを知ってほしいという飼育員さんたちの熱意と愛が詰まった、とっても素敵な水族館だと思う^ー^。

 

グッズ売り場で見つけたクラゲのイラストがツボった^ー^。

めっちゃ可愛い(*´︶`*)。

Tシャツとかバスタオルとかマスキングテープとかいろいろあったけど、ミニタオルとミニクリアファイルとマルシェバッグをお持ち帰り。

 

 

 

駐車場のところからの景色。
今日の日本海は、波が穏やかで清々しい気分になる(*´︶`*)。

 

 
 
14時26分のバスで鶴岡駅に戻ると、15時過ぎ。
今度は新潟へ。
特急は16時23分発だから、約1時間半待ち。
海里というカッコ良い電車が停まってて、それでも新潟には行けたけど、到着時間の早さでいうと、いなほのほうが早く着くし、普段、分単位で動いているから、こうやって、のんびり待つ時間というのも悪くない(・_・)。
 
バスはICカードが使えるけど、電車は使えないとのことなので、超久しぶりに紙の切符を買った。
初めて乗る、特急いなほ。
イメージとは違って、鮮やかな濃い瑠璃色。
稲穂の色かと思ってたから意外σ(^_^;)。
 
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途中、車窓から海が見えた。
海が見えると、なんでこんなにテンションが上がるんだろう^ー^。
 
新潟駅に着いたのは、18時10分かな。
新幹線は18時58分発。
18時18分発もあったけど、慌てるのが嫌だったし、お土産屋さんとかものぞきたかったし^ー^。
 
駅弁系はほぼ売り切れ。
駅ビルのほうにも行ってみたけど、こちらもほぼ完売(T_T)。
ないものは仕方ないので、サラダホープのカレー味と柿の種のカレー味とおむすびと唐揚げと新潟限定ビイル「風味爽快ニシテ」を買って車内へ。
「風味爽快ニシテ」は呑みやすくて、自分好みの味。
ご飯に合うビールって感じ^ー^。
 
「これに乗れなかったら最期」的な危機感はあったけど、念願の加茂水族館に行けて、こういう機会でもなければ、まず乗ることのないバスや電車の旅を楽しむことができて、とても充実した、よい1日でした(*´︶`*)。