【MUCC】「Timeless」~カルマ・シャングリラ~@青森 | 日々是全力

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参戦したライブレポを中心に、日々感じたことをあれやこれや。

仕事が早すぎて追いつかない、と、文句を言われながら、今日やらないといけないことはすべて終えて、お昼休みの間にオフィスを出て東京駅へ。
おしゃべりばっかしてるから追いつかないんだろうが!と思うけどね( ̄- ̄)。
大好きなメルヘンのサンドイッチを買って、無事に、予定していた新幹線に乗り込んだ。
 
しばらく車窓の眺めを楽しんでから、何気なく開いたLINEニュース。
 
BACK-TICKの櫻井敦司さんが19日午後11時19分、脳幹出血のため死去した。57歳だった。同バンドの公式サイトで発表された。
 
え。
思わず声が出た。
体調不良で公演が中止になったことは知っていたけど、まさか、って言う気持ちの方が大きい。
「BACK-TICK」を追いかけているわけでもない自分でも、涙が出て止まらなかった。
何てカッコ良い人なんだろう、いつか、生で聴いてみたいと思い続けていた、憧れの人だった。
いつか、なんて言ってたら、その日は永遠に来ない。
わかっていたはずなのに、その通りになってしまった。
後悔してもしきれない(T_T)。
 
Twitterには、ライブに行った人のツイートがいくつもあがっていて、そのライブが、FC限定ライブで、1曲めで階段から落ちたり、最初から異変があったと書かれていた。
それでも、3曲を、歌詞を間違えることなく、歌い切った。
その後、スタッフさんに抱えられるようにして、でも、自分の足で歩いてはけた、と。
 
異変を感じてすぐ、ステージから降りる選択肢もあったはずなのに、あえてステージに立ち続けたのは、予感があったからか、そんな風に思ってしまう。
 
ZeppYokohamaを埋め尽くした、誰よりも「BACK-TICK」が好きな人たち。
その景色と、大歓声、自分を、メンバーを呼ぶ声、そして、拍手。
最後の記憶がライブだなんて、どこまでカッコ良い人なんだろう。
知った風なことを言うなと怒られそうだけど、櫻井さんが美しいのは、お顔の造形とかの、見た目だけの話ではなくて、滲み出るお人柄というか、人間性も素晴らしい方だったから、あんなにも美しかったんじゃないかと思う。
ほっこりエピソードもたくさん流れてきたけど、どれを読んでも、素敵なお人柄が伺える。
目の前で、櫻井さんに、から揚げいただいてもよろしいでしょうか、なんて聞かれたら、脳内バグりそう…。
見た目だけじゃ、あんなにたくさんの人を惹きつけられるわけがないものね。
 
逹瑯、大丈夫かな。
 
脳内パニックが去って、まず思ったのは、そのことだった。
今日は、歌えない、そう言われて、トークライブになっても、文句は言わない。
そう、思った。
逹瑯だって伊達に27年もバンドマンやってるわけじゃない。
プロなんだから、そんなことあるはずないけど、でも、心情的には、辛くて仕方ないはず。
 
涙目のままついたのは、人生初上陸の青森。
 

 

新青森から青森へ。

新横浜→横浜と似てる。

 

駅近のホテルをとったので、チェックインしてから、すぐにお出かけ。
Googleさんの言う通りに歩いたら、港かな、大きな船が見えてテンションあがった^ー^。
着いたのは、青森Quarter。
 

 

 

『MUCC 25th Anniversary TOUR 「Timeless」~カルマ・シャングリラ~』でございます^ー^。
打ちっぱなしのコンクリートがカッコ良い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネオンは中。

 

 

 

初箱なので、記念写真^ー^。

 

 

本日、このツアー初めての2桁。
このまま、全通ペナルティで3桁しか来なかったらどうしようかと思った:;(∩´﹏`∩);:。
 
最前が、7割り?
15人くらい入ってる感じ。
横長の箱。
ステージは腿くらいかな。
天井は低め。
ここの箱の造りはかなり好き^ー^。
 
上手側のドラムヘッドがミラーボールっぽくなってるのを初めて知った。
後方からだと、ドラムなんか見えないもの(´・ω・`)。
ミヤさんの足元の機材の量がエグいσ(^_^;)。
 
今日のライブ、最初だけ配信があるという情報が流れてきた。
イヤホンをホテルに置いてきたので、ミヤさんが配信で何を言ってたのかはわからないけど(´・ω・`)。
 
整番は100番台と、Bチケもあったみたい。
わりと後ろまで埋まってる。
 
センター寄りの2列め。
このツアーで、ここまで前に来られるのは、最初で最後。
ほかの人たちみたいに、どさくさ紛れに、強引に割り込むような真似はしないから。
よく見かける、押されて流れに乗ったらいつの間にか最前にいた、っていうのは、まず嘘だと思う。
最初からそこ立っている人がいるんだから、明確な意思をもって、元々いる人を押しのけて割り込まないと、入れない。
 
カルマの日だったこともあって、青森は穏やか。
「フォーリングダウン」から、ジャンプしながら前に押してきたリ、ジャンプするのに合わせて、肘を使って前に割り込もうとする人もいなくて、ライブに集中できて良かった(*´∇`*)。
 
 
間近でみた逹瑯は、笑ってた。
 
でも、いつものような、何かしでかしてやろうというか、何か企んでいるいたずらっ子みたいな、目力全開な眼ではなくて、言うて穏やか、洗い上げた後みたいな、何かを悟ったような感じで、時折、ここではないどこかを見ているような、心ここにあらずなときがあったような気がした。
 
MCで逹瑯が言った。
 
いろんな思いをぶつけて
こちらからもぶつける
 
最高のライブが最高の餞、そんな言葉が脳裏をよぎった。

カルシャンは全部来ているけど、どこよりも、熱量がギュッとしているライブだと感じた。

どの曲だったか…「イソラ」だったかな、もう記憶が曖昧だけど、眼を閉じて全力で歌う逹瑯が、泣いているように観えた。
 
逹マニゆえ、ふだんはほとんどミヤさんを観ることはないし、こんなステージ近くでミヤさんを観ることなど、皆無と言って良いくらいだったけど、珍しく真正面でミヤさんを観た。
伏目がちでギターを弾く、その時にペロリと口の端に舌を出した。
…何このぞくっとする色気((((;゚Д゚)))))))。
 
「Mr. Liar」で下手に弾き飛ばされたけど、概ね平和なまま本編終了。
ライブに集中できるから、平和なライブは有難い( ̄人 ̄)。
 
 
アンコールはミヤさんから。
青森は4年ぶり。
クラファンをしたミヤさん、2回めのクラファンを知って、なくなる前に来ようと思って、ツアーに入れたと言ってた。
とっても良い箱なので、また来たいし、持ちこたえて欲しいけど、47でもやらない限り、なかなか青森って、ツアー日程に入らないんだよなぁ…仙台新潟から札幌にとぶのが多いし。
日帰りできないっていうのも、社会人的にはキツイ(´・ω・`)。
47やるバンドも減ったし。
いま、コドラとえんそくちゃんが47ツアー中で頑張ってるけど。
 
逹瑯が出てきて、曲の話に。
同じ曲でも、違う曲に聴こえることがある、と逹瑯
そこから、作曲の話になって、ミヤさんはうちから出ないでしょ、と言ったら、
 
それは13年前くらいのことで、最近はそうでもない
でも、喫茶店、カフェじゃなくてね、昭和の、とか、若者が騒いでるうるさい居酒屋とか
うるさい方が集中できる
 
逹瑯は、
 
詰まったら一回外に出て、空見上げたりとかして頭をリフレッシュした方が浮かんでくる
曲も、外で聴くと違う感じに聴こえたり
 
作曲裏話嬉しい(*´︶`*)。
最近、ゆっけの作詞聞いてない、ってミヤさんが言ったあたりでゆっけ登場。
 
ゆっけは、
 
一番思い入れのある曲はCDになってない
 
それを受けたミヤさん、
 
CDにするか
 
と。
 
ゆっけも、昔作曲した時、雨の公園でブランコに乗ったそう。
書けなくない?って突っ込まれたけど、でも書いた、気持ち良かったよ。
その曲が「17歳」って仮タイトルつけた曲で、「夜」だよと。
 
「17歳」ってタイトルじゃなくて良かった!
44歳で17歳とか
もっと元気じゃないと
 
って笑う逹瑯が可愛い(*´ェ`*)。
 
四季のアルバム作るのもいいかもと盛り上がるメンバー。
カルシャンは秋の歌が多いしと逹瑯。
雨とか夜とかと提案したのはゆっけ。
 
 
メンバーをイメージして作った曲がある、と言い出したミヤさん。
 
「ネガティブダンサー」は、ゆっけ。
とゆっけをゆびさした。
 
ホームメイドクッキー先輩?
行くなら上海?
神風ぶんぶん?
 
笑いながら立て続けに歌詞を言う逹瑯^ー^。
 
やめろよ
よくそんなにぽんぽん歌詞出てくんな
 
って言うゆっけに
 
俺、歌詞入ってるから
 
と言う逹瑯は楽しそう。
そりゃそうだσ(^_^;)。
 
次に聴く「ネガティブダンサー」はゆっけを観ながらになりそう。
イメージ変わるわーσ(^_^;)。
 
そのやりとりを見ていたミヤさん、会場の空気もあるのかな、言ったの失敗だったかと。
いや、そういうエピソードが聞けるのはとっても嬉しいです^ー^。
それよりも、逹瑯をイメージした曲は何なのかが気になる( ̄  ̄;)。
 
 
今日はみんな帰れないよね
じゃあ、まだ話してていいか
 
で、MCは続く(*´︶`*)。
ひとりふたり困るアピールした人がいたと思うけど、1桁はいないも同然とのことでσ(^_^;)。
 
 
秋田行ってないから青森の代わりに行こうとか、両方行けって話だよね、って話になった時、こっそり山形~って言ってみた。
山形シュヴァンギャさんから、MUSIC SHOWA Session良い箱だよって聞いてて、己龍さんの47で会場になったけど、行く機会がなくて、行ってみたいなーって思ってた。
東北の話してるのに話題に出ないから、こそっと、山形~って言ったら、後ろからも山形~って声が聞こえて、2人で交互に山形~って言ってた感じ。
それを逹瑯が拾ってくれて嬉しかった^ー^。
 
山形ね…そうなると全部行かないといけなくなる
 
だったかな。
そうなんだけど、今から収監再びは難しいだろうし、何とか機会つくって連れて行って欲しいなー(・_・)。
 
おれら、いくらでも話していられる
 
と言ったものの、そろそろやる?と。
 
変なポーズでもカッコ良く観えるか、で、照明が切り替わったとき、3人とも同じポーズを決めたのが面白すぎた( ̄m ̄〃)。
同じだった?って会場に聞いたミヤさん、バンド力、ってどや顔してたのが素敵だったなー。
 
「MAD YACK」と「蘭鋳」はゆっけ前から眺める感じに。
下手は平和で良き^ー^。
平和な下手から、ステージをじっくり観られて幸せなひと時でした(〃∇〃)。
 
青森楽しかった(*´︶`*)。
 
 
 
セトリいただきました<(_ _)>。
 
01.フォーリングダウン(カルマ)
02.ケミカルパレードブルーデイ(カルマ)
03.サイレン
04.零色(カルマ)
05.A.(カルマ)
06.楽園(フリージア)
07.イソラ(約束)
08.under the moonligh
09.アイアムコンピュータ(カルマ)
10.堕落(カルマ)
11.月の夜(フォーリングダウン)
12.ポラリス(カルマ)
13.羽(カルマ)
14.約束(カルマ)
15.ニルヴァーナ(シャングリラ)
16.ライオン(カルマ)
17.Mr. Liar(シャングリラ)
19.フリージア(カルマ)


-Encore-
01.MAD YACK(殺シノ調べⅡ This is NOT Greatest Hits)
02.蘭鋳(是空)
03.WORLD(GONER)