ソドー鉄道には機関車以外にもなくてはならない存在が沢山ある。荷物を乗せる貨車や、乗客を乗せる客車、脱線した車両を助けるクレーン車、そしてブレーキをかけて列車を助ける役割を果たすブレーキ車だ。どれも機関車にはできない事で、彼らもソドー鉄道の大切な一員だった。
だが中には機関車達にとって悩みの種になる事もある。最近メインランドからソドー島に連れてこられたブレーキ車のクリンクもその1人だ。彼はブレーキをかけて機関車を助ける事なんてしない。それどころかいたずら貨車達の様に機関車たちに悪戯をするのが大好きなのだ。
 
その日、パーシーは砂利を積んだ貨車をナップフォード港まで届ける仕事を任されていた。砂利を積んだ貨車達はすでに準備が整っており、あとは港まで引っ張って行かれるだけだった。
作業員に連結してもらって、出発の用意ができたのでパーシーが汽笛を鳴らして走り出そうとした時、パクストンが警笛を鳴らして彼の事を呼び止めた。「ま、待ってくださいパーシーさーん!ブレーキ車を忘れてますよぉ~!」
パクストンが押してきたブレーキ車は例のクリンクだった。「えぇ、よりによってクリンクかぁ……。」パーシーは嫌な顔をした。
クリンクは早速問題を起こしていた。ブレーキをかけてパクストンが進むのを邪魔しているのだ。「もう!ちゃんと走ってくださいよクリンク!」「げっへっへ!お前さんがもっと強く押せば良いだけだろう!それ、押してみろ!」
パクストンがさらに力を込めて押した時、クリンクがブレーキを外したのでパクストンは勢い余ってクリンクをパーシーの列車に追突させてしまった。「パクストン!」パーシーが怒鳴った。「すみませんパーシーさん、だってクリンクが……。」
「げーへっへっへ!何やってんだドジな奴め!」「あなたが悪いんでしょう!」「もう良いよパクストン。悪いのはクリンクだって分かってるんだから。これから彼らを港まで連れてくよ。」「ええ、お願いしますパーシーさん。彼がここにいると迷惑で……。」
パクストンが仕事に戻ると、パーシーは今度こそ走り出した。「君たち、ちゃんとついてきなよ。」「へいへい、分かりました~。お前さんこそ、ちゃ~んと走れよパーシー。」クリンクは他の貨車と一緒になって彼を嘲笑った。
 
走り出したパーシーだったが、すぐにクリンクはパーシーの邪魔をし始めた。「お前たち、パーシーが丘を登り始めたら後ろに引っ張ってやるんだ!」貨車達はけらけら笑った。やがて丘に差し掛かると貨車達はクリンクに言われた通りにパーシーを後ろに引っ張り始めた。
貨車が後ろに引っ張ってくるのも厄介なのに、今回はクリンクまでブレーキをかけてパーシーが丘を登るのを邪魔してくる。「ゲーヘッヘッヘ!もっと強く引っ張らんかい!」クリンクが意地悪く笑う。「ちゃんと……走ってって……言ってるじゃないか!」パーシーが力みながら言い返す。
頂上を超えて下り坂に差し掛かった途端、クリンクはブレーキを外して貨車達に向かって叫んだ。「押せ!押しまくれ貨車ども!」「押せ!押せ!押せ!」貨車達は繰り返しながらパーシーを押した。「やめて!やめてってば!車掌さんブレーキをかけて!」
パーシーの叫び声を聞いて車掌がブレーキ弁に飛びついたが、クリンクはブレーキをかけようとはしなかった。パーシーは猛スピードで丘を下ると、麓の安全側線に引き込まれ、線路から外れて止まった。パーシーが呻いた。「うう……だからクリンクと働くのは嫌なんだ!」
パーシーの後ろでは脱線して滅茶苦茶になっている貨車達と一緒にクリンクが笑い声をあげていた。
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ルーシーは操車場で貨車の入れ替え作業をしていた。普段はトーマスの支線で働いているのだが、トーマスの支線が忙しくない時はこうして入れ替え作業を手伝っているのだ。
ルーシーが入れ換え作業をしているところへモリーが給炭所から石炭の貨車を引っ張って来た。彼女の列車の先頭には他の貨車に比べて大きな貨車が繋がっていた。「こんにちはモリー!あなたが牽いてるその大きな貨車は誰?」
「彼はヘクターよ。給炭所で一緒に働いてる仕事仲間なの。他の貨車と違って悪戯しないし、貨車に言う事を聞かせてくれるからとても助かるのよ。」
「僕のブレーキ車も貨車に言う事を聞かせてくれるぞ!」メインランドから貨物列車を牽いてきたサムソンが通りかかって得意げに言うと、ブレーキ車のブラッドフォードをルーシーに見せた。「こんにちはお嬢さん!貨車で困った事があったなら何でも言ってくれ!」
「へえ、貨車って厄介なものばかりだと思ってたけど、中には良い貨車もいるのね。」ルーシーが感心すると、空の貨車を牽いてきたドナルドが否定した。「いえいえ、何をおっしゃるんです。表向きは良い奴を取り繕ってますが、本当は乱暴な厄介者なんですから気をつなさいな。」
「そうなの。」「ええ、特にブレーキ車と言うのは信用できませんよ。奴らのブレーキは全然効かないし、関係のないところでブレーキをかけて列車を遅れさせたり、キイキイうるさくしたり。前に私の双子の弟のダグラスも意地の悪いブレーキ車に虐められましてね。随分と酷い目にあったんですよ。」
ドナルドが吐き捨てて行ってしまうと、今度はそこへダックがジュディとジェロームを押して通りかかった。「あらこんにちはダック。クレーン車なんて押してどうしたの?」「緊急事態なんだよ。パーシーが事故を起こしたんだ。これから助けに行くんだよ。」
その後ろにウィンストンに乗ったトップハムハット卿がいた。「ああルーシー、そこにいてくれて良かった。パーシーの代わりに彼の列車を港まで届けてやってくれないか。」「ええ、お任せください。」ルーシーはすぐにダックの後を追いかけた。
 
ルーシーが事故現場に来ると、ジュディとジェロームが救援作業をしているところだった。「あらまあパーシー。どうしてこんな目に?」「クリンクのせいだよ!彼の悪戯のせいで脱線したんだ!」ジュディとジェロームに吊り上げられたパーシーが答えた。「クリンクって誰?」「最近来た意地悪なブレーキ車なんだ。」
ルーシーが向きを変えて貨車を取りに来ると、ジュディとジェロームにダックの牽いてきた貨車に積まれたパーシーが忠告した。「君もクリンクには気をつけた方が良いよ!」「ええ、充分気をつけるわ。」
ルーシーがパーシーの代わりをする事になったと知ったクリンクはほくそ笑んだ。「へへへ、今度はあの機関車を脱線させてやる。」ルーシーが列車を牽いて行くのを見て、パーシーは不安そうな表情を浮かべた。
パーシーの不安は的中した。ルーシーが本線と支線の間にあるジャンクションに差し掛かると、クリンクが貨車達に合図した。「よし今だ!後ろに引っ張れ!」クリンクがブレーキをかけ、貨車が後ろに引っ張ったせいでルーシーは前に進めなくなってしまった。
「ちょっと!ブレーキかけないでよ!」「ほらほらワシらの事を引っ張ってみろよ!」クリンクが馬鹿にすると、貨車達がせせら笑った。「まずいぞ!ここは本線と支線の間のジャンクションだぞ!早く退かないと、別の列車が来てしまう!」機関士が焦った。
ルーシーがどれだけ頑張っても列車は動かない。「動くな動くな!一歩も動くな!」「進めさせるな進めさせるな!前に一歩も進めさせるな!」そしてとうとう困った事が起きた。本線の方からヘンリーが貨物列車を牽いてやって来たのだ。ヘンリーはルーシーが線路を塞いでいるとも知らずに走って来る。
ジャンクションに来た時ルーシーの列車が線路を塞いでいるのを見たヘンリーは真っ青になった。「うわ!そこ退いて!」だが手遅れだった。ヘンリーはルーシーの列車に突っ込み、ルーシーの貨車が2、3台横倒しになってしまった。
「いてて……何やってるんだルーシー!」ヘンリーが怒った。ルーシーはあまりの出来事にショックで言葉を失ってしまった。
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それから3日後。パーシーの修理が済んだのでルーシーはナップフォード操車場に戻されていたが、彼女はクリンクの事でまだ腹を立てていた。「ドナルドの言う通り、貨車って表向きは良い奴だけど、本当は乱暴で意地悪なのね。あたし、もうブレーキ車の事は2度と信用しないわ!」
そういう風に彼女から聞かされると、操車場に貨物列車を運んできたジェームスとオリバーが彼女を宥めた。「それは違うよ。ブレーキ車には良い奴もいるよ。オリバーの相方のトードなんか特に役に立つんだから。」
ジェームスが言うとオリバーも頷いた。「彼の言うとおりだ。君も彼と一緒に働いてみれば分かるよ。」「そんな、言い過ぎですよオリバーさん。僕なんか他のブレーキ車と変わらないただのブレーキ車ですよ。」オリバーの列車に繋がっていたトードが謙遜した。
「そんなの彼の気まぐれでしょ。」ルーシーは唇を尖らせ、不貞腐れたように言った。「何だったら今日1日僕のブレーキ車を貸そうか?これで君もトードがいかに素晴らしいブレーキ車かよく分かるよ。」
オリバーは自分とルーシーの機関士と助手、それからトードの車掌、操車場長に自分のアイデアを提案した。皆、賛成だったのでオリバーがルーシーの代わりに操車場で入れ替え作業を、ルーシーがオリバーの代わりに貨物列車をビカーズタウンへ運ぶ事となった。彼の相棒のブレーキ車であるトードと一緒に。
「今日は1日よろしくお願いしますねルーシー姐さん。」「静かにしてちょうだい。あたし、あなたなんかと仲良くするつもりなんてないから。」「そ、そうですか。すみませんルーシー姐さん。静かにしてますね。」「良いから黙っててちょうだい。」
彼女がアールズバーグ操車場にやって来るとダックが貨車を持ってきた。「はいどうぞオリバー。君の貨車だ……って、あれ。やあルーシー。トードを連れてここで何してるの?」「いろいろあってオリバーの代わりに今日1日子のトードと一緒に働く事になったのよ。」
「いろいろって?」「そんな事良いから早く貨車を繋いでちょうだい!早く自分の仕事に戻りたいのよ!」「はいはい、分かったよ。」
出発の準備が整うと、ルーシーは乱暴に列車を引っ張って走り出した。「頑張ってね!安全第一で行けよ!」走り去るルーシーの背中にダックが呼びかけると、トードが微笑んだ。「大丈夫ですよ、僕がいる限り事故なんて起こさせません。」ルーシーはアールズバーグの港町に沿って本線を目指した。
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海辺沿いに差し掛かった時、トードはご機嫌で歌を歌いだした。「海の近くで嬉しいな~♪海が見えると楽しい~♪」それに合わせて貨車達も楽しそうに歌いだす。「海を感じて♪ほらラン♪ラン♪ラン♪」だがルーシーはちっとも楽しい気持ちにはなれなかった。彼女はトードと貨車の合唱が鬱陶しく感じた。
早くトードや厄介者の貨車達から離れたいと思ったルーシーはスピードを上げて走り始めた。「一体どうしたんですルーシー姐さん?」トードが聞いてきたのにも答えずルーシーは凄いスピードで走っていく。「スピードの出し過ぎですよ!これじゃあ危険です!」そこでトードは急いでブレーキをかけた。
トードの車輪から火花が散り、車輪の軋む音が聞こえたのでルーシーの機関士はルーシーを止めた。「何なのよ一体!」「スピードの出し過ぎなんですってば!このままじゃ脱線してしまいます!」イライラしながら言うルーシーにトードが言い返した。
「あたしは今までもこのスピードで走って来たけど1回も事故なんて起こした事ないから大丈夫よ!」トードがブレーキを外すと、ルーシーは再び走り始めた。
 
ルーシーは早くトードと貨車から離れたくてイライラしていた。彼女の荒っぽい走りにトードはヒヤヒヤし、イライラしているルーシーに貨車達はニヤニヤした。彼女を怒らせて、ますます苛立たせようと企んでいたのだ。「ルーシーは気が立ってる。もっともっと怒らせてやろうぜ!」貨車達が囁き合った。
間もなくルーシーは踏切に差し掛かった。踏切のゲートが閉まり、車が踏切を渡り始めた。車たちが踏切を渡り終え、ゲートが開いたのでルーシーは走り出そうとしたが、前に進むことができなかった。厄介な貨車達が後ろに引っ張っているのだ。「行かせるな!1歩も行かせるな!」
「ちょっとトード!ブレーキを外してよ!」「僕ブレーキなんてかけてませんよ!」「言い訳しないで早くブレーキを外しなさい!」貨車達の仕業と知らないルーシーがトードに怒鳴った。ふいに貨車達が引っ張るのを辞めたのでルーシーは勢い余って前に飛び出し、ギクシャクしながら走り出した。
「全く、貨車ってのは……。」「僕のせいじゃないのに……。」ルーシーとトードはお互いに聞こえないようにぶつぶつ不満を呟いた。
 
ルーシーとトードのいざこざの後も貨車達はルーシーを苛立たせた。彼らはルーシーを馬鹿にする歌を歌ってからかい、彼女に何度も体当たりした。「ふざけるのはやめなさい!」ルーシーが怒鳴り、貨車にぶつけ返す。
貨車達はお互いにガチャンガチャンとぶつかり合い、トードも衝撃を受けた。「貨車達に仕返ししちゃダメですって!」トードが注意したが、ルーシーは耳を貸さなかった。「あなたに貨車の何が分かるって言うの?貨車を牽いてるのはあたしなのよ!あなたよりあたしの方が貨車の扱い方を知ってるわ!」
「お言葉ですがルーシー姐さん。僕の方があなたより貨車について知ってると思いますよ!僕はブレーキ車なんです、列車をコントロールする役割をしてるんだから貨車がどんな奴かくらい知ってます!」聞く耳を持たない彼女にトードが怒鳴り返した。それでもルーシーはぶつけるのをやめなかった。
「やめてください!」トードが叫んだ。
ビカーズタウン駅が見えてくるとルーシーはスピードを上げた。「危ないですよルーシー姐さん!スピードを落としてください!こんなにスピードを出してたらブレーキが利かなくなっちゃいます!」
貨車達は顔を見合わせてほくそ笑むと、ルーシーに乱暴に引っ張られたり、体当たりされた仕返しを決行した。「押せ!押せ!押せ!」「ちょ、ちょっと!押さないでよ!」ルーシーはブレーキをかけたが、スピードが出過ぎていたのと貨車に押されているせいで中々スピードが落ちなかった!
「助けて!助けてえっ!」ルーシーが叫んだ。ルーシーはビカーズタウン駅の前の信号を通過した。ルーシーの線路の信号は赤だったが彼女は止まる事ができない。その時、別方向から貨物列車を牽いたヘンリーがルーシーのいる線路に向かってきた!彼はルーシーに気づいていないのでブレーキをかける暇はなかった。
「危ないヘンリー!止まってえええっっっ!」ルーシーの悲鳴を聞いたヘンリーは彼女が自分の方に突っ込んでくるのを見てギョッとした。突然ブレーキのかかる鋭い音が響き、ルーシーのスピードが落ちてきた。「今だ!」ルーシーの機関士が再びルーシーのブレーキをかけた。
そして、ヘンリーと衝突する寸前で止まる事ができたのだ。「ルーシー!大丈夫だったかい?」「ええ、なんとか……。」ヘンリーに聞かれ、ルーシーは息も絶え絶えに答えた。「危機一髪でしたね、ルーシー姐さん。」「トード、あなたが列車を……止めてくれたの?」
「はい、もちろんです。それがブレーキ車の役目ですから。」トードは素っ気なく答えた。
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ルーシーはビカーズタウン操車場に貨物列車を届け終えると、ビカーズタウン操車場長の操車場長が彼女に言った。「ご苦労様。この後が手が空いてるなら次はあの貨車をナップフォード操車場まで運んでくれ。」
ロージーがやって来て、ルーシーの列車を移動させるとトードが口を開いた。「それじゃ、僕とはここでお別れですねルーシー姐さん。次の列車は他のブレーキ車がすでに用意されてると思います。オリバーさんに会ったら僕を迎えに来るように伝えてください。」
「待ってトード、待って!今度の列車もあなたがあたしのブレーキ車になってくれない?あたし、あなたを誤解してたみたいなの。ごめんなさい。ブレーキ車って皆クリンクみたいな奴かと思ってたんだけど、あなたみたいに親切なブレーキ車もいたのね。」
「分かっていただけて良かったです。僕はクリンクとは違いますからね。喜んであなたの仕事を手伝いましょう。」トードが微笑み、ルーシーも微笑み返した。「それじゃあ行きましょうかルーシー姐さん。今度はゆっくり行きましょう、時間ならまだたっぷりありますしね。」
 
夕方、ルーシーとトードがナップフォード操車場に戻って来た。そこにはオリバーとジェームスの他にも仲間の機関車達がいた。「あ、戻って来た。」「お帰り。それで僕の相棒はどうだったんだい?」
「あなた達の言った通り、トードは本当に役に立つブレーキ車ね。見直したわ!」「そうだろ?」「あたしなんか何度も彼に助けられて本当に彼に感謝の気持ちしかないわ。」ルーシーが仲間たちに自分の事を褒めるのを聞いてトードも誇らしい気持ちでいっぱいだった。
 
●あとがき
今期は今のところ貨車とごたごたするエピソードが多いと書きながら自分でも思いました。今回のお話はもともとエミリーが主役でしたが、ルーシー登場と「エミリーは先生」の影響でルーシーに置き換えました。「ジェームスとヘクター」「オリバーとヘクター」の回にしようかとも考えてたんですが、ジェームスとヘクターは既に公式の方で仲良くなってるし、「オリバーとヘクター」もこの回と似た展開になると思い没に。その代わり、名残としてジェームス、オリバー、ヘクターを出しました。オリバーはトードの相方だし、ジェームスはトードに恩を感じているところもあるからルーシーにトードがどんなブレーキ車かを伝えるのに相応しいキャラだと思って登場させたのもありますが。ダグラスが意地悪なブレーキ車に虐められていたのを説明させる役をドナルドにしたのは、ダグラスが語るってのでも良かったんですが原作ではトードがダグラスのブレーキ車になってるのがあるので、信頼できるブレーキ車を持ってるダグラスがブレーキ車の事を悪く言うのはなんか違和感があるかなと思い双子の兄弟のドナルドに。意地悪なブレーキ車にダグラスが虐められていたのを気の毒に思ったり、意地悪なブレーキ車の存在を知ってるから今でもブレーキ車に対しては根に持ってるかもしれませんしね(苦笑)。余談ですがこのブログではトードはオリバーとダグラス兼用のブレーキ車と言う設定にしています。
「クリンク」は結構前から創作したキャラでようやく登場させたんですが、「2.5次キャラ」に目覚めてから「意地悪ブレーキ車」に「クリンク」と言う名前を付けて登場させてやっても良かったかなと思ったり。因みにクリンクのモデルは実在しません。色んなブレーキ車の特徴を融合させたいわゆる「ハイブリッド」です。クリンクはちょくちょく出すつもりですのでお楽しみに。
 
さて次回は初登場となる「ナディーン」主役回。彼女のお話が2回続いてから長編となる予定です。
では今回はこの辺で(@^^)/~~~
 
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