ソドー島で働く機関車達は皆、自分の仕事に誇りを持って臨んでいる。急行列車や郵便配達、自分達にしかできない仕事を皆それぞれ持っている。それは車達も同じだ。ソドー建設会社で働くジェニーさんの建設チームの重機達は個性的な特徴がある。
 例えばホイールローダーのジャックは土を掬って運んだりトラックの荷台に積むことができるし、ショベルカーのアルフィーとオリバーも地面を掘ったり、アームの先にドリルや鉄球をつけて、固い地盤を削ったり、解体作業をする事が可能だ。クレーン車のケリーは積み荷や建築資材を高いところまで吊り上げたり、移動させることができる。ブルドーザーのバイロンは車体の前に付いたブレードで地面を均せるし、蒸気トラックのイザベルは資材を運ぶ事ができる。
トレーラートラックのネルソンはトレーラーに仲間を乗せて車庫から離れた工事現場まで仲間の重機を安全に輸送する事ができる。そしてダンプカーのマックスとモンティは荷台のダンプに土砂や瓦礫を積んで運ぶ事ができる。

 彼らは自分達にしかできない仕事を自慢に思っていた。

 ソドー島にはマックスとモンティ以外にもダンプカーがいる。そのうちの一台がアレキサンダーだ。長い名前なので皆からはアレックと呼ばれている。仕事熱心ではあるが短気で粗暴な性格をしたアメリカ出身のダンプカーだ。
 彼は鉄道が大嫌いで、いつも鉄道を走る機関車達に乱暴な態度を取ったり、大声で怒鳴り散らしている。おかげでトーマス達から嫌われているだけでなく、これまで彼らと何度もトラブルを起こしてきた。

 そのせいで彼は元々採石場で働いていたダンプカーにも関わらず、お仕置きとして今はゴミ集めの仕事を嫌々手伝わされている。

 ある時、ジャック達は道路沿いの古い建物を取り壊していた。彼らの仕事ぶりで活気あふれる工事現場では砂埃が立ち込めている。そのせいで近くの道路を通るバーティー達は砂埃で車体が汚れるので迷惑そうな顔をしていた。
「よしマックスにモンティ。瓦礫を積み終えたぞ。捨てに行ってきてくれ。」

 双子のダンプカーに瓦礫を積み込んでいたジャックが声をかけた。

「集積場まで競争だ!」

「その勝負、のった!」

 マックスとモンティは砂煙を上げながら猛スピードで走り出した。
 道路に出た途端、けたたましいクラクションを鳴らされマックスとモンティは急停車した。砂煙が収まり、姿を現したのはアレックだった。

「マキシミリアン!モンゴメリー!お前らの砂煙のせいで俺のボディが汚れちまったじゃないか!」

 アレックが怒って抗議しても双子は気にする風もなくヘラヘラしている。
「別にいいだろアレキサンダー。」

「ああ、そうさ。お前はどうせいつもゴミ塗れだ。ちょっとぐらい汚れても気に気にならないだろ。」

 アレックが反論する前に双子が口々に言った。
「さあ、もう行って良いだろう?俺達はゴミしか運べないお前と違って忙しいんだ。」と、マックス。

「そうそう。お前はさっさとゴミの集積場に戻ってな!」と、モンティ。

 双子はアレックにわざと砂煙を浴びせかけると、再び走り出した。
 言い返せなかったアレックは不機嫌そうに鼻を鳴らすと、プリプリしながらゴミの集積場に戻っていった。

 マックスとモンティは同じダンプカーでありながらゴミ集積場で働くアレックを馬鹿にしていた。彼はそれがいつも悔しくてたまらなかった。
 それに彼は早く罰を終えて、採石場から石を運ぶ元の仕事に戻りたかった。

「俺だって好きでゴミを運んでるわけじゃねえんだ。また昔みたいに石を運びてぇよぉ……。」

 彼はジャック達を横目で見ながらゴミ運びの仕事に戻っていった。
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 数日後、ジェニーさんはマックスとモンティに仕事を頼んだ。

「今朝、トップハム・ハット卿からパクストンが故障したと連絡があったの。近くに手の空いている機関車もいないから、あなた達に仕事を頼みたいと言われて引き受けたから行ってくれないかしら。」
「もちろんです!」

「お任せください!」

 マックスとモンティが元気よく答えた。

「良い返事ね、嬉しいわ。じゃあブルーマウンテンの採石場から石を、ブルーマウンテンの採石場付近の材木集積場から丸太を受け取って、ブレンダムの港まで運んでちょうだい。」
 ジェニーさんから仕事の指示を受けた双子は意気揚々と出発した。
 

 双子は二手に分かれてそれぞれ必要なものを受け取った。マックスはブルーマウンテンの採石場で石を受け取り、モンティはブルーマウンテンの採石場付近にある材木集積場で丸太を受け取り、それからブレンダムの港に向かう途中で合流して一緒に港へ向かう。
 最初は順調だったが、やがて問題が起きた。何台もの貨車を牽いて1度に沢山の積み荷を運ぶパクストンと違い、マックスとモンティは1度に運べる荷物が限られている。

 おまけにそれぞれ別のトラブルに巻き込まれ、お昼には遅れが生じてしまっていた。
「おい、船を待たせてるぞ。」

 クレーンのクランキーが文句を言うと、マックスが言い返した。

「俺達だって一生懸命やってるんだよ!」

 これを聞いてジェニーさんがブレンダムの港を駆けつけた。
「俺達が遅れを生じさせてるわけじゃありません!」

 双子はジェニーさんの姿を見るなり言った。

「俺はジョージとバルジーの言い争いに巻き込まれて遅れたんです!」と、マックス。

「俺は集積場のクレーンがグズグズしてるせいで遅れました!」と、モンティ。
「お前さん達が頑張っているのはよく分かるが、多分今のままじゃ助っ人が必要だと思うぜ、相棒。」

 通りかかったソルティーが口を挟んだ。

「助っ人ねぇ……。」

 彼の意見を聞いてジェニーさんにあるアイデアが閃き、彼女はある場所に車を走らせた。

 ゴミの回収を終えたアレックが集積場でダンプからゴミを降ろし、次のゴミの回収に向かおうとしたところへ、ジェニーさんが現れた。

「あなたに頼みたい事があるの。きっと喜ぶはずよ、私達の仕事を手伝ってもらいたいの。」
「えっ、どう言う事ですか?」

 アレックはジェニーさんが言っている事がどういう事かよく分からず思わず聞き返した。
「マックスとモンティを手伝って石と丸太を運んでほしいの。元々の仕事に戻れるって事なのよ。トップハム・ハット卿とゴミ集積場の責任者さんには許可は得ているわ。もちろん手伝ってくれるわよね?」
「元々の仕事に戻れる?もう臭くてべたつく汚いゴミを運ばなくて良い?……ヒャッホオオオオオウ!!!」

 アレックは思わず歓声を上げてその場でぐるぐると回転して見せた。彼は誰も見た事ない程、喜んでいた。

 アレックがブルーマウンテンの採石場付近の材木集積場に行く途中、石と丸太を積んだマックスとモンティが走って来た。

「何だ、何でお前がここにいるんだ?」

「お前達じゃ頼りないからってジェニーさんに頼まれて手伝いに来てやったんだ。」

 アレックは得意満面だ。

 アレックの言い方に双子はカンカンに腹を立てた。

「お前みたいなゴミしか運ばないチビダンプカーが来たところで助けなんかになるものか。」

「ああ、俺達の方がダンプは大きいし、ダンプカー2台分の仕事ができるんだ。」

 双子に言い返され、今度はアレックが腹を立てた。
「お前達より丸石と丸太を多く運んで、お前達より俺の方が役に立つダンプカーだってところを証明してやる!」

「面白いな。」

「こりゃ見物だ。」

 双子のダンプカーは高笑いしながら立ち去った。

 アレックは歯ぎしりして走り去った。彼は何としても双子を見返そうと心に決めた。

 まずアレックはブルーマウンテン付近の材木集積場に向かった。そこではスカーロイとレニアスが働いていた。

「やあアレック。随分久しぶりだね。」

「ゴミの回収があるとは聞いてなかったけど。」

 スカーロイが出迎え、レニアスがからかった。
「お前達とのんびりお喋りしてる暇なんて無ぇんだよ。さっさと丸太を積み込んでくれ!」

 アレックはそう急かしながらポツンと材木集積場に佇む古いクレーンの足元に近づいた。この寂れたクレーンの名前はリージャリー・アーム。名前の通り、のんびりした性格だ。
 ゴミ集積場で働く前にこの材木集積場で働いていた事のあるアレックはこのクレーンとは顔見知りだったが、彼の事は大嫌いだった。材木集積場で働いていた時、いつも彼の性格に迷惑をかけられていたからだ。
「よう愚図クレーン。まだいたのか。」

 アレックは嫌味を言ったが、喋る事の出来ないリージャリー・アームはマイペースに黙々と仕事をするだけだった。アレックは面白くなさそうに鼻を鳴らした。
 最初は大人しく荷台に丸太が積まれているのを待っていたアレックだったが、相変わらずマイペースなリージャリー・アームにすぐ彼はイライラする事になった。

「相変わらずのマイペースっぷりだな、この愚図クレーン!さっさとしやがれ!」
「リージャリー・アームを急かしたって仕方ないよ。彼は急ぐことを知らないんだ。」

 リージャリー・アームに怒鳴りつけるアレックを通りかかったレニアスが笑いながら宥めた。

「このポンコツクレーンめが……!」

 アレックは憎々し気に呟いた。
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 ようやく丸太を積み終えたアレックは材木集積場を飛び出し、港へ向かう道路をひた走った。アレックは細い下り坂を猛スピードで下っていく。

 この細い道は一本道で反対方向から来る車がよく鉢合わせになる。そんな時はお互いに譲り合ってすれ違うのがここの決まりだった。
 アレックがその道を猛スピードで下っていく一方でスチームローラーのジョージがトレーラーを牽きながらゆっくりと登って来ていた。ふと目線を上げた彼は反対側からダンプカーのアレックが凄いスピードでこちらへ突進してくるのを見てギョッとした。
 汽笛を耳にしたアレックもジョージの青ざめた驚き顔を見て焦ったがもう遅い。アレックはスピードが出過ぎていたし、ジョージはスピードが遅くてお互いを避ける余裕がない。あわやのところで2台の運転手がハンドルを切り、アレックは横滑りして停車した。
 ジョージは道路を外れて近くの茂みに突っ込んで止まった。牽いていたトレーラーが横倒しになり、積み荷が辺りに散乱する。幸い怪我は無かったが、アレックもジョージもカンカンだ。
「何やってんだこの愚図スチームローラー!」

「それはこっちの台詞だぜ!俺が来てたんだから道を開けろよなゴミダンプ!」

 アレックに罵倒され、ジョージも負けじと言い返した。

「見てみろ、お前のせいで積み荷が散らばっちまったじゃねえか!拾うのを手伝えよ!」
「はっ、お前に構ってる暇は無いんだ。散らばった積み荷は自分で集めな。俺はおさらばさせてもらうぜ!」

 アレックはそう吐き捨ててタイヤの向きを変えると急発進した。

「随分遅かったじゃないか。」

 港に駆け込んできたアレックにクランキーが言った。アレックは遅れを取り戻そうと必死になっていたが、結局は予定より遅れて港に着いたのだ。
「マックスとモンティはお前さんがここへ来るまでに2回も港に来てたぞ。」

「うるさい!分かってるさ!今に見てろ、俺の方がアイツらの倍の積み荷をいっぺんに運んできてやる!」

 ソルティーに向かって苛立ちまぎれに怒鳴ると、アレックはタイヤを軋ませて走り出した。

 次にアレックはブルーマウンテンの採石場に丸石を受け取りに来た。そこにマックスとモンティはいなかったが、採石場で働くサー・ハンデルとピーター・サムの姿があった。

「あれ、アレックじゃない。久しぶり!」

 ピーター・サムが彼に気づいて声をかけた。
「お喋りは良いからさっさと俺に丸石を積みやがれ、この薄ノロ!」

「相変わらずイライラしてるね。」

 アレックの事が気に入らないサー・ハンデルは彼の態度に不機嫌そうに言ったが、競争に勝つことしか頭にないアレックは無視して積み込み場に向かった。
 積み込み場でスチームショベルに丸石を積んでもらっている最中、アレックはある事を思いついた。

「おい、もっと丸石を積め!もっとだ!もっとだって言ってるだろ!」

 スチームショベルの操縦士は困惑した様子だったが、アレックに言われるがまま石を積み込んだ。
 あっという間にアレックの荷台は丸石で溢れかえった。山のように丸石を積むアレックを見たピーター・サムが忠告した。

「うわっ、流石にそれは積み過ぎだよアレック。もっと丸石を降ろさないと積み荷が崩れたり、バランスがとりにくくなったりして大変なことになるぞ!」
 だが、アレックは聞く耳を持たない。

「うるせえっ!お前に何が分かるって言うんだ!……くくく、これだけ沢山の丸石を一度に運べばマックスとモンティよりも積み荷を多く運んだことになるはずだ。テメェら機関車共は黙って俺のやる事を見てりゃあ良いんだよ!」
 アレックはそう言うとタイヤを空回りさせ、呻きながら重たくなった体を動かしてブルーマウンテンの採石場を後にした。ピーター・サムは返す言葉もない。

 採石場を出た後で、アレックはまたしても思いついた。

「ここの裏道を使えば山をまっすぐ下るよりも早くブレンダムの港に着くはずだ。あの双子もこの道は知らねえだろう。」

 アレックはそうほくそ笑むと、道路を外れて藪の中へと入っていった。
 アレックの知っている裏道、それはとても道と呼べるものではなかった。木々や雑草が生い茂り、地面はごつごつとした岩で覆われ、とても走れるものではない。おまけに崖沿いを走らなくてはならないので、とても危険だ。
 そんな道をアレックは岩や木の枝でボディが削られて傷ついてもものともせずに走っていく。荒れ地で車体はラリーカーの様に弾んでいる。

「これで双子より早く港に着ける。そうすりゃ俺の方が優秀だって皆に分かってもらえるだろう。」

 アレックは有頂天だ。
 だが彼の運転士はヒヤヒヤだ。

「危ない!おい、気をつけろ!こんな険しい道でスピードを出す奴があるか、積み荷が崩れるかも知れんだろう!」

 そんな言葉もアレックの耳には届かない。
 暴走車の様に無茶な走りを擦るアレックの目の前にいきなり断崖絶壁が現れた。アレックが回避しようとハンドルを切った途端、彼の足元の地面が重さに耐えきれずに崩れた。

「うおっ!?」

 アレックは崖から落ちまい落ちまいと必死に踏ん張った。ところが……。
「お、お、おおお……!うおおおおお……!?」

 バランスを崩したアレックはあっという間に崖下に落下してしまった。

 トーマスは貨車を牽いて谷底の線路を走っていた。線路は単線でまっすぐに続いている。

 突然谷の淵から物音がしたかと思うと、線路脇にダンプカーのアレックがさかさまになって落ちてきた。運転士は放り出され、アレックの車体はボコボコに凹み、白煙を上げている。
「大丈夫?」

 突然の出来事に暫く呆気に取られていたトーマスがようやく口を開いた。

「……そう見えるか?」

 アレックがふてぶてしく尋ねた。

「いいや……。」
「馬鹿なトラックめ。お前のおかげでこっちまで大怪我だ!」

 運転手がアレックに向かって吐き捨てた。

「何かお手伝いしましょうか?」トーマスの機関士が親切に言った。

「ああ、頼むよ。このトラックを修理工場まで運んでほしいんだ。」
 運良くトーマスの列車に丁度アレックを乗せられるような平台の貨車が繋げられていたので、トーマスがケーブルを使ってアレックを引き起こし、それから彼を貨車まで引き上げて貨車に乗せた。
 修理工場に向かうまでの道中、彼は鉄道の旅に不満そうな顔をしていたが黙りこくったままだった。
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 アレックの事故から幾日か経った。トーマスがゴミの集積場に貨車を運んでくると、そこには修理を終えて滅茶苦茶に凹んでいた車体から新車同様になったアレックがいた。

「あれ、アレック。ここで何してるの?修理が終わった後も元通りに石を運ぶ仕事にするんじゃないの?」
「アレックはこの前の事故の原因が無茶な走りとくだらない勝負って言うのが理由で信頼を失ってになって、また僕らと働く事になったんだ。」

 スクラフが説明した。

「僕らからすると、人手が増えて嬉しいんだけどね。」

 ウィフが言う。
「それでまたゴミを運ぶダンプカーに逆戻りしたって訳かい?でもまた基の仕事に戻りたいってたみたいだし、もとの仕事に戻れて良かったじゃない。」

 スクラフからことの次第を聞かせてもらったトーマスがニヤニヤして言った。
「良かっただと……?良かないわあああああああっ!くっせぇよおおおぉぉぉっっ!」

 トーマス達が楽しそうに笑う中、ただ1人悲痛な叫び声を上げるアレックの声がゴミ集積場に響きわたった。可哀想なアレック。

◎あとがき
 先月中に書き上げて昨年末にサプライズでブログ開設5周年を記念したエピソードを投稿するつもりが、歓声が遅れてずるずる引きずり、予定より1ヵ月遅い投稿となってしまいました。しょんもり。
 さて今回唐突に登場したオリキャラ「アレック」、俺が考えたオリキャラではありません。ご存知の方もいるかもしれませんが「ぜるけん」氏のオリキャラです。
 あとがきの前にアレックとの出会い、今回出させていただくことになった経緯を少し説明。自分語りになりやすいのと長ったらしくなるのが嫌なのでかなり短縮するように努力します。
 ぜるけん氏、及びアレックとの出会いはまだ自分がネットで名前を出して活動する前、中学生の頃。周りにトーマスファンがいない事を寂しく思っていた自分が両親のアドバイスを受け、ネットを始めた頃
「トーマスのオリジナルストーリーを見てみたい!」と思って検索をかけた時に初めて見つけたのがぜるけん氏のブログでした。そこでアレックにも出会い、氏のブログの読者になり、二次創作を読んでいくうちにファンになりそれと共にアレックの「短気で粗暴な性格にして苦労人」なキャラクターに惹かれていきました。
 年月は流れ「赤髪」の名前でネットで活動していくうち、ぜるけん氏にコンタクトを取る事が出来、その後いろいろな面でお世話になりながらも交流を深めてきました。そして昨年末、ぜるけん氏に「ぜるけん氏のオリキャラで1番推しているアレックをブログ開設5周年を記念して出させてもらいたい」と
お願いしたところ、快く了承していただき出させてもらった形です(今思えば主役として扱わせてほしいとは言ってなかったと思うので、氏がこの記事を見た場合は驚かせてしまうのではないかと……)。

 人様から、それも尊敬する方から拝借したオリキャラゆえに形を崩さないよう丁寧に扱おう(当然っちゃ当然)と思って書いたつもりがもしかしたらかなりキャラが崩れてしまったかもしれません。キャラ崩壊とは別次元で。
 ぜるけん氏のブログでは諸事情により現在はアレックが活躍する回は一切見る事ができない状態となっています。あまり氏に手間をかけさせたくなかったというのと、俺自身の私生活が忙しく中々連絡が取れなかったため記憶の中のアレックの印象と苦労人キャラを前面に押し出したのがまずかったのではないかと思います。
 本人やアレックの事を知っている方の口に合うか心配です。

 さて、このお話を書く経緯に続いて今度はアレック、そしてもう1人のオリキャラ「リージャリーアーム」がどんなキャラクターか、ぜるけん氏から頂いた資料から引用して説明していきます。
 ・アレック/アレキサンダー
  カリフォルニア出身。間違った貨物線でソドー島に流れ着いて以降、島で働いているダンプカー。短気で粗暴な性格だが、判断力に長け、決められた仕事ははきちんとやり遂げる。怠ける事が嫌い。なにかとクレーンとのトラブルに巻き込まれる苦労人。一人称は「俺」。
 採石場、ゴミ集積場を転々とし、最終的にブルーマウンテン採石場所属になった。仲良しなキャラは特に無し。仲が悪いのはトーマスやジョージなど。
 
 ・リージャリーアーム
 ブルーマウンテン付近の材木集積場で働くクレーン。本名はルドルフ。顔は無いので喋る事は出来ないが、人格はある。その性格はマイペースでのんびり屋。古くて動きが鈍いのでその名で呼ばれるようになり、機関車や作業車を煩わせる要因となっている。実は怒りをためやすく、馬鹿にされても我慢している。
 怒りが頂点になると暴れ出す事も。クレーンのケビンには彼の感情が読み取る事ができる。通訳によると、一人称は「ボク」らしい。仲良しなキャラクターはスカーロイ、ケビン。仲が悪いのはジェームス、レニアス、サー・ハンデル。

 リージャリーアームですが、彼(?)に関してもぜるけん氏のオリキャラでアレックに次いで好きなオリキャラで、彼と接点が多い為せっかくアレックを出させてもらうならとお願いしてちょい役で登場させていただきました。
 言葉こそ話さないもののアームで意思疎通を図る姿が可愛く、振り回されるアレックとのやり取りや切っても切れない腐れ縁感が面白かったんですよね(笑)
 
 次に今回こだわった点をいくつか話します。まずは脇役達ですね。高山鉄道の機関車達や犬猿の仲のジョージやトーマス、ウィフやスクラフ、ぜるけん氏のブログでアレックが活躍していた頃大きく接点があったキャラクターをメインに登場させました。
ウィフとスクラフに関しては接点の他にアレックを提供してくださったぜるけん氏に対する感謝の意味も込めて登場させています。
 マックスとモンティ、バルジーに関してはあまり接点が無かったと記憶していますが、アレックと前述の3台の性格上決して折り合いが良いとは言えず、揉め事が起きて面白いだろうなというあくまで想像で絡ませてみました。それで言うと、アレックがゴミ運びの仕事から元の仕事に戻りたいと思っていたかどうかも
不明です。
 人様のオリキャラを勝手に事故に遭わせて、ボコボコにし、挙句可哀想なオチを与えてしまったのは如何なものかとヒヤヒヤしていますが、アレックの苦労人設定からどうしても不憫オチにしたかったんです。ごめんなさい。
 一応ゴミ集積場に戻る経緯は当時読んでいたぜるけん氏のブログを参考にしています。記憶を頼りにしているので当てになりませんが。

 あとがきは以上となります。これがあとがきと言えるのかは分かりませんが……。
 次回の更新は3月頃を予定。暫く二次創作は休止して、日記の方を中心に更新していく予定です。
 では今回はこの辺で(@^^)/~~~

 最後に。今回のエピソードを書くにあたってオリキャラの提供、資料の提供をしてくださったぜるけん氏。本当にありがとうございました。心より感謝します。

 赤髪より愛をこめて(笑)

 

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