今日の、専門学校での講義のひとコマ。


トレーニング実習の試験方法について説明していた時、
「デッドリフト」という、バーベルを持って上体を股関節を支点に倒していく種目に
ついての解説で、
“腰を丸めたら、他の部分が完璧に出来ていても、0点にする”
という意味のことを学生に伝えようとして、


「良いですか~。この種目を行う時に、
 もし腰を丸めてしまったら、他が出来ていても全て“おじゃん”になっちゃいますよ~。」


と言った。


そしたら、皆、目がテン。


「先生、“おじゃん”って何ですか??」


え?…“おじゃん”って、死語?



―おじゃん―
(火事の鎮火の時に打つ半鐘の音から)
事が不成功に終わること。だめになること。
「計画が“おじゃん”になる」
               by広辞苑





最近、ますます感じる、若者との乖離。
自分では全く気付いていないのが、もっと恐い。


こうして、人は
「あのおっさん、無理して若ぶってるけど、やっぱりオジンだよなぁ。」
などと言われていくようになるのだろう。


え?“オジン”も死語??


…だめだ、もう。

天候が不安定で、度々中断を挟みながらも、無事終了。


やはり実力のある選手は、条件に関係なく結果を出してくる。



優勝・一戸剛選手
二位・船木和喜選手
三位・原田雅彦選手
四位・渡瀬雄太選手
五位・西森享平選手
六位・吉岡和也選手


会議の結果、1時30分より開始決定。


公式練習無しで、いきなり1本目の試技になる。


風が強いので、先の選手か後の選手か、
どちらが有利か微妙だ。
結局、悪天候のため全日本選手権ラージヒルは、
12時よりジュリー(審判員)会議が行われ、
そこで改めて開始時間が再検討される事になった。
それまで選手は各々の宿舎に戻り、待機。


選手にとっては、こういう時のコンディション調整が一番難しい。
ウインタースポーツと言うのは、つくづく観客を呼びにくい競技だ。

写真は長野五輪団体金メダリストの雪印・斉藤コーチ。
スキーにワックスをかけているところである。






基本的にはワックスマンの方が行うが、
時にはコーチ自らが、このように裏方さんに徹して、選手の為に愛情を以て用具の整備を行う。


素晴らしき師弟愛。
試合終了。

優勝・原田雅彦選手
二位・一戸剛選手
三位・山田大起選手
四位・吉岡和也選手
五位・渡瀬雄太選手
六位・岡村創太選手

一本目で上位30名のみがファイナルに進出。

トップは原田選手。91.5m。
続いて船木選手、吉岡選手。
チーム雪印の選手は全員通過出来ました。

今日の白馬は最高の天気。
上着がいらないくらい。
明日は吹雪らしいが。

これから一本目の試技。
世界選手権代表5人発表〓船木は落選サンケイスポーツより。




世界選手権代表5人発表-船木は落選

 全日本スキー連盟(SAJ)は26日、ノルディック世界選手権(2月17~27日、ドイツ・オーベルストドルフ)のジャンプ代表5選手を発表し、19歳の気鋭・伊東大貴が初めて、葛西紀明(33)=ともに土屋ホーム=は89年から9大会連続の代表に選ばれた。一方、長野五輪金メダリストで95年から5大会連続代表だった船木和喜(29)=フィット=は不振で外れ、来季トリノ五輪に向けて、一抹の不安も…。

 日本の出場枠は「6」。23日までのW杯総合ランクで総合57位の船木は日本勢6番手だが、今季は予選落ちが多いため、SAJは大会期間中にじっくりと調整させる方針を決め、5人で臨むことになった。

 全日本選手権(29、30日)のため長野・白馬村で調整を続ける船木は「悔しいけど、不振の原因は空中姿勢にあるとわかっている。全日本と今後のW杯6試合で結果を出して、ひっくり返してみたい」と逆転での代表入りに意欲をみせた。

 今季は19歳の伊東大貴が6日のW杯第12戦で初の表彰台(3位)に上がるなど成長著しいが、若手の台頭はこの伊東だけ。残る岡部ら4人は30代で、日の丸飛行隊は世界でもまれな高齢軍団。1年後のトリノ五輪に向けて、長野のエースの復活が待たれる。


サンケイスポーツ(2005年1月27日)





今季からは、選手選考やワールドカップ昇格の要件も、
完全に獲得ポイントに基づいて行われているため、
「あいつに経験を積ませてやろう」とか、
「今は不振だが、大舞台に強いから」
などという選考が無くなって来ている。


それにしても、記事にもあるように、
世界稀に見る超ベテラン選手団。
それはそれで悪い事では無いが、
裏を返せば、若手が伸び悩んでいるという事。


私にも責任の一端はあるので、大きな顔は出来ないが…。


選ばれた選手諸君には、是非結果を期待したい。