原発を稼働せずして夏場の電力の安定供給は厳しい。
不可能ではないかもしれないが、他の地域からの電力の融通やピークカット、火力発電所のメンテナンス計画の見直し等が必要になるようだ。

実際に電力が足りなくなると経済への影響は計り知れない。
つまり結局の所動かさざるを得ない。
そもそもがそのような前提で社会設計されてきているからそう簡単に止めたままでも大丈夫というわけにはいかない。
今後ますます注目されるであろうスマートグリッドも本来何年にも渡り実証実験を重ねながら徐々に進めて行くものだ。

さて最終的には動かさざるを得ないわけだが、橋下氏もおそらくそれは分かっている。
最後は国が、政府が判断して稼働するであろうことは分かり切っているのである。
その上で反対のパフォーマンスをしているに過ぎないのではないだろうか。

反対すると多くの有権者を味方にできる。
原発反対の正義の政治家の地位を得ることができる。
本当に止まるといろんなと困った事態になるが、そうはならないので結局原発の恩恵を受けつつ、原発反対の立場を手に入れることができる。

彼が原発に対し反対であることは疑わない。
しかしながら、その行動はしたたかな計算の上であろうことは念頭に置いておいたほうがよいだろう。

不幸で痛ましい事故が起こってしまった。
だけれどもこの事故が元で同じ病気を持つ方々が差別に合うような事態が起こってはいけない。
とても難しいことだけれども、本人は病気と向き合いうまく付き合っていく、社会はそれを全力でサポートする、そういう世の中にしていかなければいけない。

今回の事故は不幸な出来事であったと思うけど、「加害者も可哀想だった」と外野から分かったことようなことを言うことが、どれほど感情を逆撫ですることに繋がるのか、を考えなければならない。

不幸にも病気を背負ってしまった彼を一方的に非難することはできないのかもしれないが、8人の命が失われた現実を前にして、そのやり場のない怒りと悲しみは行き場を本当に無くしてしまっている。
だからこそ外野は好き勝手に「誰も悪くない」というような言説を軽々しくすべきではないと私は思うのだ。
まあごく当然の結果であるがローソンが一部仕様変更と規約改正のニュースリリースを出した。
しかしながら、問題の全ては解決していない。
端末情報の取得や暗号化しない仕様など、ワイヤアンドワイヤレス社とともに全面解決に向けてきっちり対応して欲しい。

今回の件で一つ感じたのはマスコミの対応である。
企業からのニュースリリースを垂れ流したものだらけで、「このサービスには問題がありそうだ」と指摘したマスコミを私は寡聞にして知らない。
一歩踏み込んだ報道を期待したい。

政治家になんてなるもんじゃないな、と思う。
いや、なれるわけじゃないけど(笑)
無線LANはその利便性の反面、セキュリティに対する不安を拭えないままでいた。
確かに有線LANに比べて検討事項は多いが正しく使えば実際問題はないと私は考える。

そして昨今のスマートフォンの急速な普及に影響でこれまで鳴かず飛ばずであった公衆無線LANもまた急速に普及が進んでいる。
だがここにきて致命的なセキュリティの欠陥や通信の秘密を脅かすようなサービスがちらほら現れては炎上している。

詳しいことは分からないエンドユーザからすれば無線LANは怖いという印象だけが残りはしないだろうか?
結果として正当で優秀やサービスが広まることを阻害するような事態があれば哀しい限りだ。

今回問題になったケースはNTTやKDDIのような大手通信会社もあれば、コネクトフリーのようなベンチャーもある。
より一層、業界全体の体質問題として捉えていかなければ同じ問題が繰り返されるばかりでなく業界全体の萎縮に繋がりかねない。