マズローも言っていたように人間には、必ず欲求が発生する。
あれが食べたい、これが欲しい、ああなりたい、これだけはしたくない。
人間も本来は野生の動物であり、わがままな自分が奥底には眠っている。
これだけ豊かになった日本を昭和時代にイメージできたのだろうか。
人間のつくりだす科学の進歩は本当に素晴らしいと感じる。
日々進歩する科学、溢れ残るモノ、1つの価値が変わり移る世の中。
これだけ、低次の欲求は勿論、高次の欲求でも不自由しない世の中じゃ進歩しないものもある。
恵まれすぎて有り難いことに気付かなくなった人間の心である。大脳である。
人間は慣れの生き物、感覚が鈍く麻痺をしてしまっているともいえるだろう。
失ったときに、初めてそのものの素晴らしさに気付いたり、変化していたことに気付いたり。
ないときは追い求めて、手に入れば手放して、満たされた欲求は心を貧しくさせて。
一歩先が手に入れて感謝を失った状態ならば、半歩先に意識と感覚を持つことが望ましい。
ないうちがつぼみ、あるうちは華、失った時には枯れた心のみ。
どれだけ豊かになっても、人としてのあり方と心の持ち方は美しく潤ってありたい。