血中の中性脂肪の量が約3割減少
京都大学の河田照雄農学研究科教授、金英一同研究員らの
研究グループはキッコーマン傘下の日本デルモンテとの共同研究
でトマトに脂質の代謝を促進させる成分があることを発見した。
脂肪を燃焼させる成分「13オキソODA」に注目。同成分を化学合成
し高脂肪食と合わせマウスに与えた。高脂肪食のみを与えた
マウスとの比較検証を行い、同成分を与えた場合は中性脂肪が
3割減少することが確認できた。
今までもトマトは動脈硬化に対する予防効果があるなどの研究結果
が出ていたが、トマトから肥満に効果のある成分を特定したのは
初めてのことになる。