2030年までに「自動車産業600万人」の大リストラが起きる…これから「なくなる仕事」と「増える仕事」の全体像(プレジデントオンライン) 

 

 

  自動車産業人口が後6年で半減するという衝撃的な数字が出ましたね。個人的にはもっと減ると思っています。今後、安いEVが普及してくれば、半減どころか5分の1程度にまで落ちるでしょう。

 

 問題は、それまで例えばトヨタという企業が持ちこたえられるかという事になるでしょう。従業員を減らすという事は、当然、売り上げが減るから起こることです。

 

 売り上げが減るというのは収入が減るという事。まあ、何が言いたいかと言えば、それが続けは支払いが出来なくなるという事です。

 

 トヨタなど大手は今のところ内部留保があるので、しばらくは耐えられるかもしれませんが、そんなのはきっとアッという間に消えることでしょう。

 

 以前、トヨタは後10年持たないと書いていましたが、そういう暗雲が垂れ込めて来たという事になるでしょう。円安で誤魔化せた収益が消えれば恐ろしい現実が見えて来ると思います。

 

 トヨタを含め自動車産業は今の日本をけん引する基幹産業であり、建設業が没落した最後の砦となっているのですが、後、数年でそれが壊れるわけで、日本経済が壊れるのも時間の問題でしょう。

 

 お金を稼いで生きていくという社会が壊れるのです。お金が全てをつっ食って来たわけで、そのお金が意味を失えば全てを失う事になるという事です。

 

 果たして現代人がその衝撃に耐えられるのか?

 

 やはり、日本人は間もなく亡びる運命から逃れられないのかもしれません。