Quoraでの投稿を転載します。何かのお役に立てれば幸いです。

 

 なぜ日本は、この30年で貧乏な人がたくさん増えてしまったのですか?
 

 それは、お金儲けという行為はお金を盗むことだからです。私たちが生きるのに必要なお金は誰もくれないので、こちらから奪わないと手に入りません。要は持っている他人からお金を盗まないとお金を手に入れることが出来ないのです。


 井戸水のように、地下化を掘ればお金が手に入るのであれば、他人から盗むことはないので貧しい人は居なくなると思います。


 お金持ちとは何かと言えば、時代の大泥棒という事です。何故、そういう人間に誰もが憧れるのか私には理解できないのですが。要は、お金がどうしたら手に入れられるかを知らないからなのでしょう。


 現代人は将来生きていけるように学校教育で知識を学ぶのですが、それは、知識を盗んでいるという事になります。それらの知識は盗んでも誰も困らないから罪にはなりませんが、もし、特許の取れる知識を盗めば窃盗罪に問われると思います。


 こうして、言葉巧みに私たち人間に学ばせて知らない間に盗人にするのが学校教育なのです。そして、盗みが上手い人間が良い成績を収め良い就職先を手に入れるのです。盗みが上手い人を有能な人と呼んで称えているという事です。


 そして、会社に入ったら、原価100円のモノをどれだけ高く売るかという詐欺を働き、その成果で報酬を得ているわけです。これを我々人間に強要しているのが資本主義という宗教になります。

 

 会社というのは言い換えれば窃盗団とうことです。徒党を組んで他人からお金を奪う集団。それをお客の為にと嘯いて一生懸命やらされているというのが真の姿となりますが、それを素晴らしいと感じるのが盗人の特徴だと言えるでしょう。

 

 ある意味、会社になんか行きたくないというのは、人間としては当たり前の反応であり、それを怠惰と呼んでいるのが盗人だという事です。

 

 この世界は実に「アベコベ社会」なのです。それは、知識を盗むことを学ぶと言い換えることで、その本質を画することで起こるのです。そういう嘘が真実を画することで、アベコベ現象が起こるのではないかと思います。

 資本主義とは、資本=お金、主義=教義と置き換えれば「お金教」という宗教であることが分かると思います。お金が全て、お金が神となる世界です。そして、人間はその神を手に入れるためには人殺しだって平気でするのです。


 盗人が増えれば貧しい人が増えるのは当たり前のこと。もちろん、盗まれた人は盗まれたことに気づいてないのです。別に大して欲しくもないモノを、持つべきものだとか持った方が貴方の為になるとか言って煽られて高額で買わされる。


 そんなことをしていたら、どんどんお金が減っていくのは当然のことです。そして、世に蔓延る多くの盗人たちは、奪ったお金を使わずに溜め込むのです。

 

 つまり、盗みっぱなしということ。そうなると市場からはどんどんお金が減っていくので、貧しい人はさらに貧しくなり、盗人も奪う事が難しくなるのです。


 これを景気が悪いと評しているわけです。後は、政府が何だかんだと理由を付けて貧しい人にお金を配れば、また盗人たちはお金を奪えるわけです。


 かつて、石川五右衛門が「浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ」と言ってるようですが、現代人は更に強力であり、学校で学びを推奨し盗人を養成しているわけです。


 他人のモノを盗んで何が楽しいのか私には分かりませんが。そんなもの盗んでも何の意味も価値もないと思います。