GDPで日本を抜いたドイツで吹き荒れるリストラの嵐、ドイツ経済で何が起きているのか?(JBpress)

 

 

 一見、意外に思えないこともないですが、当然のことだと思います。何せ、世界全体が市場収縮していくわけで、労働者が余るのは当然のことです。

 

 加えて、AIの進化が今後、オフィスワークをする人たちが仕事を奪う事になるわけで、先進国は全てリストラの嵐に見舞われることになると思います。

 

 経済成長があったという事は、当然ながら、経済衰退もある。この当たり前に気づかないことが、今後、経済崩壊を早めることになると思います。

 

 働いてお金を稼いで生きていく世界はもう直ぐ終わる。

 

 そういうことを踏まえてベーシックインカムなどという目くらましを考える人たちも居ますが、それは一時的な効果しかなく、リストラによる失業者が増えれば、ベーシックインカムの予算も膨大に増え続けるわけで、国の借金が膨大に増え続けるだけのことです。

 

 その先に何が待っているかを知る人は居ないかもしれません。

 

 今はまだインフレによって業績を維持している企業ですが、そのインフレに消費者がついて行けなくなると、一気に経営危機が表面化し大胆なリストラを迫られると思います。

 

 問題は、仕事人間が仕事を奪われることはアイデンティティの消失になるわけで、精神的に問題を抱える人が増えることになると思います。

 

 そういう人たちが増えると社会は暗くなるわけで、正にお先真っ暗という状況になることでしょう。その矛先が国家に迎えば起死回生も考えられますが、多くの人は自分が悪いと思うように仕込まれているので、それは難しいと思います。

 

 傘は晴れの日に用意する・・・・

 

 まだ、今は晴れ間が見えているので、今のうちにそうならない為の準備を各人がやっておくべきだと思います。