Qouraでの回答を転載します。何かの参考になれば幸いです。

 

 なぜ人々は間違った認識を正しいと勘違いしてしまうのですか?
 

 

 それは、人間の脳が不完全だからです。しかし、人間の脳は間違った認識を是正し正しい認識へと変える力を持っている。これを成長と呼ぶのですが、これによって年齢と共に間違った認識を減らせることで、より適切により楽に生きていけるようになるのです。

 

 それを促すのが人間だけが持つ考える力となります。考えるとは想像することであり、自ら新しい認識を想像することで正しい認識へと変えられるわけです。

 

 しかし、現在に於いては、間違った認識を正しい認識だと教える者が居るので、その勘違いを解くことが出来なくなっている。これを一般に教育と呼び、その実態を洗脳と呼んでいます。それによって間違った認識で動き、辛く苦しい人生となり自ら命を絶つ者がいるわけです。

 

 これは、人間が持つ免疫システムと似たような性格があり、生まれ持った免疫システムに任されば、そのシステムがキチンと機能し感染症をちゃんと防げるのに、そのシステムを知った人間が、それを応用した薬やワクチンを投与することで、免疫システムを壊し人間を殺してしまう結果を招くのと同じなのです。

 

 生命誕生から生き残るために長い時間と経験を踏まえて作られた自然の仕組みを、人間が間違った認識で壊していく。地球温暖化などは、間違った認識の最たるものだと言えるでしょう。現代人は、それを変える考える力を持たないので、一度間違えると死ぬまで変えられない。

 

 つまり、あらゆるモノや事を間違った認識で勘違いしていく先にあるのは人類滅亡というとても悲しい結末となるわけです。これが知的生命体の陥る落とし穴なのかもしれません。この宇宙に知的生命体が居ないのも、知的生命体は最終的に自らの間違った認識を是正できないことで滅んだ証拠なのかもしれません。

 

 俗にいう、策士策に溺れるという現象です。