Qouraでの回答を転載します。何かのお役に立てれば幸いです。

 

 なぜ人類は世界各地で「神」や「宗教」を発明できたのですか?

 

 リクエストありがとうございます。

 

 それは言葉を発明出来たからです。言葉は何のために作られたのかと言えば、これまでの歴史を振り返るに、人間を騙す為に作られたと言えるかもしれません。


 言葉がなければ「神」も「宗教」も作れないし伝えられないのです。私たち人間の世界は言葉で出来ているという事です。しかし、言葉は万能であり真実も嘘も同じように作れるし伝えられる。


 従って、その言葉を正しく使えば人間にとって素晴らしい世界となりますが、それを間違えれば地獄のような世界となるわけです。それを分けるのは真実か嘘かだと思います。


 この世に存在しない「神」という嘘が、何の価値もない「お金」という紙に支配される世界を作ってしまったのです。そして、人間はお金という紙きれの奴隷として自由を奪われ絶望へと突き進んでいるのは間違いと思います。


 一つの嘘は無限の嘘を作り出す。そして今や人間世界は嘘で出来ていると言っても良いでしょう。その嘘の世界の中で不安と恐怖に怯える人間に未来はないと思います。もし、全ての人が正直に真実を話せば、世界は三日と持たないと思います。

 

 嘘は全てを亡き者にする。嘘で築いた世界は壊れるのです。それが嘘の最も怖いところ。

 

 昔はよく「嘘をついてはいけません」と至る所で教えられた気がしますが、何故、嘘をついてはいけないかを誰も教えなかった気がします。

 

 それはきっと、嘘をついた先に何があるかを知らなかったからでしょう。嘘をつくことでお金を稼げ豊かな暮らしが出来ることを知ってからは、「嘘をついてはけない」と教える人さえ居なくなった気がします。

 

 嘘で築いた豊かな世界で辛く苦しい人生を強いられているのに、それを守るために更なる嘘をつき続けるのです。嘘は麻薬の様なモノであり、一度それを知ると止められない。

 

 しかし、その先に待っているのは天国ではなく地獄。これまで築いた全てを失う地獄だと思います。所詮嘘とはそういうモノなのです。

 

 儚く消えてしまうモ消えてしまうモノ。自分が生きて来た貴重な人生を消し去るモノ。それは自分という人間の価値を消し去ることになるので廃人となる麻薬と同じなのではないかと思います。

 

 本来であれば、それを知るのが大人であり、それを教えなければいけないのですが、その大人は自分を守るために懸命に嘘をつき続けているのが現状ではないかと思います。

 

 だって、それを止めると自分という嘘が消えてなくなるから。

 

 言葉で作られた嘘の世界は滅びる運命なのです。それは言葉が悪いのではなく、ことばをほんらいの使い方をしなかったという事ではないかと思います。

 

 しかし、それは最期の最期にしか分からないのです。最期に訪れる自分にしか分からない。これが嘘が最も厄介なところだと思います。