「毎日楽しくない」、中年期に直面する「ミッドライフ・クライシス」 40~60代アンケートで浮かんだ実態(テレ東プラス) 

 

 

 今や気づいたら中高年を通り過ぎ老年となってしまった^^;

 

 振り返るに、私の場合は20~60までがクライシスだったのかもしれないですね。今となっては、何がクライシスだったかすら思い出すことも出来ませんが(笑)

 

 問題は何故それが起こるのかという事です。

 

 自分の人生このままで良いのか?

 

 という言葉で分かるように、ようやく、自分の人生というモノを考えることからクライシスに陥るのです。言い換えれば、それまで全く考えていなかったという事でしょう。

 

 それは何故かというと学校教育に依って敷かれたレールの上を歩いていたからという事です。それはきっと、大抵の日本人が同じレールの上を歩いているのです。

 

 同じ日に学校に入学し、同じ日に卒業し、同じ日に入社する。

 

 学校や会社は違えども行動は見事なまでに同じであり、同じレールの上、或いはベルトコンベアに載って社会に送り出されているので、言われた通りにしていれば自動的にそうなるのです。

 

 そして、会社に入れば、上司の命令で仕事をする。そうやって、長い間生きて来た人間は、自分という人間の人生を考える暇もないし、そういうことをすることさえ知らないかもしれません。

 

 みんなと同じように生きているので、それが正しいとか当たり前と言う感じになるのではないかと思います。

 

 そういう社会の中で生きていくと、初めは大変ですが慣れると余裕が出て来るのです。その余裕が自分の人生というモノを思い出させることで、隠されていたクライシスに気づくことになるのです。

 

>心と身体は繋がっているので、身体の変化に影響されて心が

>沈んでしまうのは、ある意味自然なことです。

 

 それをこんな見当違いな理由にしては解決することは出来ません。本当の理由を指摘すれば、学校教育の問題や国家の国民支配の問題など国家と国民の関係を明らかにすることになるから。

 

 本当であれば、学生時代から、自分の人生をどう生きるかという事を考えておかなければいけないのです。呑気にベルトコンベアに載っていてはダメだという事です。

 

 もしかしたら、自分の人生は大きく違っていたかもしれない可能性だってあるのです。もし、若い内からそういう意識付けをされていたら殆どの人たちは今とは違った人生になっていたと思います。

 

 人は皆違うのですから、ベルトコンベアに載って人生を一緒に歩いてはいけないのです。

 

 ベルトコンベア人生は自分の本当の人生ではないので、それに気づくことで虚しくなるのです。端的に言えば、騙されたことに気づくと虚しくなるのです。

 

 しかし、学校教育で学びを強要され本当自分を失った多くの人間たちは、本当の原因を突き止める力ないので、こういう記事を鵜呑みにする他ないのです。

 

>健康問題がクリアになったら、自分の人生を再定義しましょう。

>自分にとって大切なことは何か、優先順位はどうなっているの

>か、紙に書くなどして自分の言葉で言語化すると良いです。

 

 健康問題には関係なく、これをやる他ないのです。今頃こんなことをやらなければいけないとかと嘆きたくなるのも分かりますが、それを本来やるべき若い内にやっていないので仕方ないのです。

 

 自分は何のために生きるのか?何のために生まれた来たのか?といった人生の目的です。これを持っている日本人は少ないと思います。

 

 金儲けを人生の目的と思っている人は多いでしょう。しかし、金儲けは手段であって目的ではないのです。手段を目的にすると人生は地獄になるので用心が必要です。

 

 人生の中盤に差し掛かって、人生の目的を考えるとは実にお粗末な人生だと思います。本当は学校教育でそれをやらなければいけない。そして、それが明確になるまで学校をと卒業させてはいけないというくらいの事ではないかと思います。

 

 人の人生を何だと思っているんだ!!!

 

 と国民は声を荒げて怒らなくてはいけないレベルの事なのです。図らずも国民を指導するのであれば、それをやらなかったが公教育と国家は断罪されるべきものだと思います。

 

 掛け替えのない貴重な人生を、国家がそういう扱いしても起これないのが教育という名の洗脳の力と、その結果得られたお金や地位や名誉という騙しの力と言えるでしょう。

 

 クライシスとは危機であり、それを乗り越えられずにこの世を去る人も居ると思います。そういうことを平気で穀身に施しているのが国家だという事実を知って欲しいと思うのです。

 

 実際には国家がやっているのではなく、そこに勤める役人や政治家という人間が人間を殺しているという事です。もちろん、直接手を下しているのではないので当人たちも気にしないでしょう。

 

 自分たちが作った制度や法律によって罪なき国民を殺しているのが国家という組織だという事です。本当は、ミッドライフ・クライシスという事から、そういう真実を暴かないといけないのですが。

 

 そういう本当を暴く組織はないし暴ける人も居ないので、多くの人は単に当人の心の問題と片づけられるのです。起こっている現象の裏に何が隠れているのか?

 

 この見栄ないモノを見る力を持たないと、この世界では騙されることになる。それは、本当の自分の人生を生きれないという最も悲しい状況を招くのです。