コニカミノルタ・オムロン・資生堂…にわかに広がる大型リストラのなぜ

 

 

 景気後退が本格化して来たという事でしょう。一部の輸出関連企業だけは円安の恩恵を受けているみたいですが。例えば、トヨタとかトヨタとかトヨタなど^^;

 

 確か、トヨタはリストラをしない企業の印象がありますが、日本艦隊の旗艦として日本経済の象徴となっているわけで、トヨタが儲かっていれば日本は大丈夫と思う人も多いかもしれません。

 

 リストラはしない代わりに再三にわたる生産ラインの停止が行われており、それでどこまで凌げるかというところではないかと思います。

 

 今回のリストラ発表の記事で予想に反したのは、国内市場業務だけではなく海外市場においても円安では業績維持が出来ないくらい落ち込んでいる感じを受けたことです。

 

 景気後退というのは、資本主義の流れですから、当然日本だけに限らず、最近たまに出るドイツなどでもGDPの減少という形で景気後退が浮き彫りになっているのは知っての通りかと思います。

 

 そういう中で、何故、日本のGDPがマイナスにならないのか謎ではありますが、何れ、GDPの減少を隠せなくなるのではないかと思います。

 

 これまで増加の一途を辿って来たGDPが減少の一途を辿るようになれば、誰もが景気後退を知ることになるのかもしれませんが、それが出る頃には日本経済は瀕死の状態になっているかもしれません。

 

 経済成長と反対の経済衰退が起これば、あっという間に膨れ切った経済は萎んでしまう事でしょう。不動産しかり、株しかり、経済基盤とされるこれらの価格崩壊が起こるのも時間の問題かと思います。

 

 経済衰退で資本主義が崩壊していくので、お金にしがみつけば資本主義と共に人間社会や人間そのものが崩壊していくことになるのは当然のことであり、これからは如何にお金から逃げれるかが生き延びる最大の秘訣になろうかと思います。

 

 資本主義の先に来る世界は我々人間にとって素晴らしい世界となると思います。それは飽くまでに人間にとってという事です。従って非人間にとっては地獄となる可能性が高いでしょう。

 

 今のうちに、人間とはどういう生き物なのか?という人間として生きる為の基本をキチンと考えておく必要があると思います。それさえ理解していれば、何が起ころうとも何の心配も要らないのです。