AIエージェントとは何か? たった2時間で構築、人よりはるかに「コスパ激高」の現実

 

 

 最近はあまりAIに興味が無いので見てなかったのですが、ようやくAI社員なる言葉使われるようになり、事務系職種の社員を脅かす時代となって来たようです。

 

 当然ながらターゲットは大企業のオフィス業務であり、それを忘れさせるかの如く、大企業は給与を上げて従業員のご機嫌を取っているように見えるのは私だけなのでしょうか。

 

 まさか、給与を上げられた諸手を挙げて喜んでいる大企業務めの人は少ないとは思いますが。この経済衰退時代を前にして、自分の会社の業績が良いと喜んでいる様では、多分、気づいた時にはリストラに遭うと思います。

 

 企業からしてみれば、高給を維持するためにリストラするみたいな大義名分を得た感じではないかと思います。まさか、給与を上げても大丈夫と思っている大企業経営者は居ないと思います。

 

 もし居るようでしたら、そういう大企業の余命は後年程度になるかもしれません。取り敢えず多額の内部留保があるか大丈夫と思っているかもしれませんが、業績が悪化すればそんなのあっという間に消えてしまうのです。

 

 企業が対前年売り上げを継続して得られ無くなれば、業績は急転直下に悪化することになります。販路が国内中心であれば、それは既に始まっているでしょうし、海外に販路が多くても、進む道は同じであり、それが若干遅くなるだけのことです。

 

 実際、ユーロの恩恵を受けてあれだけ景気の良かったドイツでさえ、経済状況はどんどん悪くなっているわけです。米国に於いても生成AIで大儲けする人が居る一方、失業者が増えだしており、この世界がゼロサムであることを思い出させる状況になっているのです。

 

 これから先、私たち人間のする仕事はどんどん減っていきます。お金がないと生きていけない世界に於いて、仕事が減るというのは致命的な問題であり、それが資本主義に及ぼす影響は甚大だと思います。

 

 そういう時にしっかりすべきは国家というモノになるのでしょうが、資本主義が崩壊するようなことでもあれば、国家の役割も無くなるという悲しい現実があるのです。

 

 従って、あらゆる手段を講じて資本主義を維持するべく動くと思いますが、何をやっても火に油を注ぐようなものであり、資本主義の崩壊を止めることは出来ないと思います。

 

 しかし、何度も書いているように、それは悪い事ではないのです。私たち人間が次なるステップへと進化を遂げることなのですから。

 

 常に時代は新しい未来へと進むのですから、それを恐れてはいけないと思います。