川勝知事の訓示全文 静岡県の新規採用職員へ「県庁はシンクタンク」

 

 

 昭和だね~もう平成も終わって令和なのに。

 

 何故、バカなことで幕引きを図るのか?それは、バカだったという事だと思います。人生を決めるのは常に晩年であり、要は歳を取ってから人間としての価値が問われるという事です。

 

 歳を取ったり出世して上に立つと誰からも注意されることは無くなるので、その人の本性が出やすいのです。こうした公人に於いても同じことであり、基本的にはそれが出ないように常に注意しているのかもしれませんが、何かの拍子に本性が顔を出すわけです。

 

 因みに、県庁がシンクタンクなわけはない。役人がシンクタンクになれるわけがないのです。何故なら、役人は最も自分で考えて行動しないからです。

 

 そもそも、仕事とは上司に言われたことを言われた通りにやることなのですが、それでも民間には向上心がある。何故なら、対前年以上の売り上げを上げなければいけないから。

 

 これに対して役人にはそれがないのです。だから、同じことを同じようにやるだけ。そういう人種がシンクタンクになるはずがない。シンクというのは考えるという意味であり、最も考えないのが役人という事です。

 

 まあ、下手に考えて下手を打つことはしないということ。常に与えられた環境で保身を考えて生きているのが役人なのです。そんなことは多くの国民は知っていることかもしれませんが。

 

 それを知らないのが首長という事になるでしょう。朱に交われば赤くなるという言葉があるように、役所で働く首長も役人化していくのです。

 

 悪貨は良貨を駆逐するという言葉があるように、何事も劣等へと流れていくわけです。そうしないと仕事にならないからでしょう。

 

 役人の意識改革をする人は居ないわけで、これが日本という国を亡ぼす最大の要因になるとは思いますが。今の役人に当然そんなことは思いも依らないでしょう。

 

 国民の中で最もよ家で世間知らずなのですから。もちろん、こうしたことは静岡県に限ったことではないですよ。飽くまで氷山の一角に過ぎないのです。

 

 その事に気づくようになれれば日本も変わるかもしれません。