今年のドイツ成長率は0.1%に、主要経済研究所が大幅下方修正 

 

 

>高金利や世界的な需要の低迷、政治の不透明感を受けて、従来

>予想の1.3%から大幅に下方修正した。

 

 これは日本も同じことだと思うのですが、今のところ、日本に下方修正の気配はありません。そもそも、何故、世界的に需要が低迷しているかということには未だにコロナを持ち出す始末て全く考えてないことが浮き彫りになると思います。

 

>キール世界経済研究所(IfW)の調査責任者、ステファン・

>クース氏は「春から回復に向かうとみられるが、全体的な勢

>いはそれほど強くないだろう」と述べた。

 

 何を根拠に春から回復するのか?それは何故強くないのか?という事には触れていません。それに理に確かな根拠があるのなら出すべきですし、無いのら適当なことを言うべきではないと思います。

 

>世界的に経済活動は活発となっているが、輸出は減少しており、

>これはドイツにとって重要な資本財や中間財の需要低迷と、エ

>ネルギー集約型商品の価格競争力低下が主因としている。

 

 経済活動が活発であれば需要が低下することはない。世界的な経済活動が低迷していあおりを受けて輸出が減少していると書くべきではないかと思います。

 

 需要はドンドン低迷していくのです。これから本格的な市場収縮が始まるのですから。これまでに経験したことがないことは、このように想定されないので危険なのです。

 

 今や価格は高騰し続けており、売り手側は何だかんだ理屈をつけて高値合戦を繰り広げている。こういう高値競争をやっていて、よく価格競争という言葉が出るモノです。

 

 新たな需要がないのは、新たな商品が無いからです。最も注目されているのがEVになるでしょうが、それは既存のガソリン車とのシェア競争なだけで新しい需要を生み出すことはない。自動運転についても同じことが言えるでしょう。

 

 後は、耐久消費財の買い替え需要しかなく、それも人口減少が続くので前回より当然下がり続けるのです。不景気で売れなくなるのではなく、単に市場縮小によって売れなくなる。

 

 しかし、それこそが一番拙い事であり、資本主義に引導を渡すことになるのです。何度も書いていますが、早く資本主義からの脱却を図らないと人間は滅びることになるのです。

 

 今現在はそんな片鱗などありませんが、それが目に見えだしたら止められないし逃れらなれないことを覚えておくべきだと思います。