中国にEV墓場、テスラ株は暴落…「やっぱりトヨタが正しかった!」と浮かれる人が見落とす死角(ダイヤモンド・オンライン)  

 

 

 そもそも、おかしいのは何でEVをテスラで見るのかだと思う。テスラは幾らするとおもっているのでしょうか?殆ど1000万円を超える高級車であり、車の市場からしたら一部なのです。

 

 大事なのは大衆車と言われるその他大勢の市場。テスラがやりたい放題やれるのは、そこをターゲットにしてないからであり、本丸ではないからなのです。

 

 それに引き換え、中国のEVは大衆車をターゲットにしており、その結果、アメリカから激しい攻撃を受けているのです。

 

 最低でも100円台、出来れば100万円を切るEVの登場が本格的なEV普及をシグナルとなるでしょう。しかし、日本も欧米も、そういう車を作らないし持ち込ませないという姿勢です。

 

 既に勝敗は決しているという事です。後は、そういう情報を広く世界の人が知って、安いEVの解禁を政府に働きかければ状況は一変することでしょう。

 

 車は必要だけど高いという状況が、そういうニーズを何れ書き立てることになると思います。更に、今後ガソリン需要の落ち込みが更なる高騰を招くと、ガソリン車を持てなくなるでしょう。

 

 ソーラー発電とEVはセットで普及させればより効果が出ると思われます。消費者が望むのはやはり経済性であり、収入が減る時代に入ればその意識は更に高まることでしょう。

 

 そして、今や製造業はそのニーズに応えられなくなっている。それをやると事業継続が困難になるからですが、背に腹が代えられなくなると、そこに向かい始めるしかなくなるでしょう。

 

 そこに挑戦する新規参入者が望まれるところです。新しい時代を作るのは常に新しい者たちだから。そして、古くなって使えなく者たちは退場させられるのです。

 

 非常に厳しい事に思えますが、それが無くなれば世界も無くなるのです。これが諸行無常というこの世の掟なのです。