Quouraでの回答を転載します。お役に立てれば幸いです。

 

 池田晶子「知ることより考えること」と言っているんですが、凡人は哲学的に優れた直観を持ち合わせていないので、どんなに考えたところで堂々巡りを繰り返すだけでは?考えるとは何か、どうすれば深められるか?

 

 この世に凡人など居ませんよ。優劣もない。人は皆違うので比べられないのです。先ずはそこを変えるべきです。人は皆違うから、当然、人生だって違います。

 

 だから、他人がどうであれ何も関係ないのです。天才を見て落ち込むこともないし、バカを見て喜ぶこともない。常に自分は何をしたいのかを自分の中から見つけて行動することで自分の人生を作っていくのです。

 

 考えるとは想像することです。想像は自由であり無限なのです。それは全てが絶対的な世界の中の事であり、他人と比べるなどの相対的な世界にはない事。だから、想像は誰だって出来るのです。学歴や資格や経験や年齢や能力など一切関係ありません。

 

 想像は人間だけに与えられた特殊な力であり、明日という今はない未来が来ることを知っているからこそ必要な能力となります。想像とは自分の中に隠れているモノを引き出すことです。魂の叫びみたいなものです。

 

 それは自分に問いかければ問いかけるほど自分を成長させ深めるモノです。学びには嘘が沢山ありますが、想像に嘘は一切ありません。だから、騙されることも裏切られることもない。誰もが自分という人間を信じて生きれるようにするために、全ての人間には想像があるのです。

 

 面白いのは、想像は理を伴うので、想像が深まれば学ぶことは必要なくなります。自然から生まれた人間の中に自然の理があることが分かるでしょう。この世界を動かしているのは理であり、それにアクセスできれば全てを手に入れられることにもなる。

 

 学びは有限ですが想像は無限なのです。そして、これは全ての人間に与えられた物凄い力だと言えるでしょう。他人に目を向けるのではなく自分自身にもっと関心を持つべきです。そして、誰もが持つ無限の能力を使うべきです。

 

 私たちは遺伝という方法で全てを持って生まれて来るのです。一人の人間がこの世界に生まれて来るのに何人の人間の遺伝子が使われているかを考えれは分かると思います。そういう全てが凄い逸材なのに、それを凡人と称する頭脳こそが最も拙いのです。

 

 そういう頭脳にしたのが学びを強要し人間の脳をバージョンダウンさせた学校教育なのです。学びを止めれば必然的に考えるようになり、考えることさえ続ければ脳は無限に成長するのです。

 

 しかし、現実にはその反対をやっているので人間はどんどん劣化してしまい、とうとう脳細胞が死んで委縮し認知症なる脳死が始まっている。そういう現状を見ても気づく人は居ませんが^^;

 

 学ぶことは理を分からなくする。学びは真似ることであり理に意味はないからです。そして、今や理を問うモノは居ない。だから、為すべきことが何も分からなくなるのです。

 

 そうならないために、今すぐ学びを止めましょう。知識や情報に頼ってはいけません。なぜなら、今や昨日の知識が使える明日はないからです。

 

 過去に縋って生きることは出来ない。未来という今はない世界は想像することで作っていくしかないのです。そして、それこそが人間だけに出来ることであり、生きることを楽しめる原動力となるからです。