Quouraでの回答を転載します。何かのお役に立てれば幸いです。

 

 少子化は自分勝手な人が増えた結果ですか?

 

 現代人は自分勝手という言葉を悪い言葉だと思っている人がとても多いと思います。でも、それは間違いなのです。人は皆自分勝手であり、それは全ての生き物がそうなのです。

 

 つまり、自分勝手であれば少子化は起こらないという事です。

 

 逆に、現代人は学校で自分勝手を矯正され勝手である自分を消されることで自分勝手ではなくなり子どもを作らなくなったというのが真実なのです。

 

 この世界は「アベコベ社会」なのです。現代人は認識が逆なのです。

 

 生き物が皆自分勝手であるのに対して、自分勝手でないモノは何かと言えば、それは機械となります。機械は自分勝手には動きません。

 

  誰かの指示命令によってのみ動くことが出来る。そして、その動きは与えられた目的のみにしか使えないという特徴があります。

 

 現代人は殆どが学校へ通い自分勝手を消されどうなるかと言えば、働く機械にされてしまうのです。何をする機械化と言えば、お金を稼ぐ機械と言えば分かり易いでしょうか?

 

 だから、全ての力はお金を稼ぐことしか使えないという機械と化しているわけです。まあ、機械には当然子どもなどというモノは必要ないし、そんな荷物を背負えば働くことは出来なくなる。これが少子化の原因なのです。

 

 人は皆自分勝手であるという自然の摂理に逆らう事で起こった悲劇だと言えるでしょう。自然に逆らって凄い文明を築いたわけですが、それと引き換えに人間という生き物を自ら葬り滅亡へと導いているのです。

 

 実にバカで愚かな生き物になり下がったと思います。生命界で最も有能な人間が、犬や猫より劣る生き物となってしまったという悲しい物語がそこにあるのです。

 

 しかし、豪華絢爛な世界に目を奪われているので、そういう真実に気づくことはありません。こういう文明を築ける有能な存在となっていることを誇りに思っていることでしょう。

 

 こういう風に人間をバカに変えたのが、改めて言うまでもなく誰もが賢くなると信じて疑わない学校教育なのです。その事を日本で初めて紹介したのが「学校で勉強するからバカになる」という本であることは言うまでもありません。

 

 人間として人間らしく生きたいと思う人は、一度くらいは人間とはどういう生き物なのかという基本原則を自分の頭でキチンと精査するべきだと思います。全てはそこをキチンと認識してないことから起こる悲劇なのです。「人間とは

 

 

 そして、知らぬ間に人間ではなく働く機械にされ、それが人間だと思い込み、非人間的な道を進んでしまう事で辛く苦しい人生を強いられるのです。

 

 人間に与えられた物凄い能力は、人間にそういう人生を与える為ではない。

 

 本当は、生きることを楽しめるために与えられているのです。もし、そうでない人間がいるならば、その事に疑問を持つべきなのです。

 

 そして、何故、自分はそうなのかを自分で突き止め改善することが出来るのが人間に与えられた素晴らしい力なのです。これが出来るのは人間だけなのです。

 

 もし、それが出来ないのであれば、お金を稼ぐ機械に改造されているということを示しているわけです。だから、その改造を元に戻す改造が必要になるだけの事。

 

 本来あるべき姿に戻すだけであり、誰でも出来るし、やるべきことだと思います。そうすることで自分という本来の姿を取り戻し、この二度とない掛け替えのない人生を楽しめるようになるのですから。

 

 全ての存在には、その存在の意義や価値があり、それを発揮するために使い方というモノがあります。

 

 車を海の上に浮かべようとはしないし、飛行機で海中に潜ろうとすることはしないでしょう。しかし、現実にはそういう無茶苦茶をやっているのです。

 

 そういうことが出来る凄い能力を持っているという事でもあります。だけども、それをやると未来はないのです。共に海中に沈み消えてしまう事になる。

 

 今私たち人間が抱える苦しみは、人間がこの世界から消えていくことを示しているのです。それを感じれるのが心というモノであり、人間という生き物を守る唯一のモノなのです。

 

 機械になるという事は心を失うという事でもあり、機械になった人間は感情を嫌い感情を殺してしまうのです。もちろん、その先に未来はありません。

 

 人間には人間として生きる道しかないのですから・・・・