Quouraでの回答を転載します。何かのお役に立てれば幸いです。

 

 今考えるとあれは洗脳だったなと思うことは何ですか?

 

 文字を使って脳に働きかけるモノは全て洗脳です。現代人は常に洗脳されているということです。それを学びと呼んで喜んでいるわけで、実に恐ろしい事だと思います。

 

 洗脳は自分という人間の脳を殺すことだからです。それに気づいて欲しいと思います。人は洗脳されて別人となる。だから、生きていくのが辛く苦しくなるのです。

 

 生きるのを楽しめるのが人間なのです。洗脳を解くためには人間とはどういう生き物なのか?を知ることかもしれません。もちろん、見た目ではなく中身のことです。

 

 きっと、洗脳のメカニズムを知れば、全ては洗脳だったという事を理解出来ると思います。それが分かれば、洗脳を解く作業をして欲しいと思います。それは学ぶ習慣を止める事で実現できます。

 

 学ぶ習慣を止め「自分で考えて行動する」という人間本来の生き方が出来るようになれば良いのです。でも、言葉にすれば簡単ですが、これまで学んで生きて来た人間にはとても難しいことになるでしょう。

 

 何が難しいかと言えば、孤独になるからです。人は皆違うので当たり前のことです。この世に一人しか居ない自分という人間は常に孤独なのです。それを他人に分かってもらおうとすることで洗脳を受け入れるわけです。

 

 しかし、それは単なる気休めであり誤魔化しに過ぎません。人間にとって最も大事なことは自分を知るという事です。世界に一人しかしない自分を知ることが出来るのは自分だけだから。

 

 その為に「自分で考えて行動する」という習慣が欠かせないのです。

 

 学ぶ限り自分を知ることは出来ません。それが人間にとって最も苦しい事なのです。自然の理の中から生まれる人間には自然の理が初めから存在している。だから、学ぶことなく考えればそれを手に入れることは容易いのです。

 

 逆に言えば学びは嘘だらけです。だって、昔の人が考えた稚拙なことだから。要は、学ぶことで人間の脳は古いデータのインストールをしてバージョンダウンされることになるのです。だから、それを喜んではいけないのです。

 

 この現象を日本で初めて解説したのが「学校で勉強するからバカになる」という本になります。

 

 人間にとって最も大事なのは自分を知り尽くすことです。しかし、奥が深いので死ぬまでにそれが出来ることはないかもしれません。それでも自分を知り自分に忠実に生きることで、生きることがとても楽しくなる。

 

 生きることを楽しめるのは人間だけなのです。

 

 それは、その能力を手にしているのが人間だけという事です。その能力を如何に発揮するかで人生は決まります。間違っても洗脳されて機械のような人生だけは避けなければいけません。

 

 もちろん、他人にそれをしてもいけないし、されることは阻止しなければいけません。それは自分という世界で一人しか居ない人間を守るために。

 

 自分が生きる意味と価値を理解できる自分という人間を守るために・・・