「30代で経験無し」の女性が増加中「結婚したけどシェアハウスのような夫婦生活」はなぜ生まれるのか(NEWSポストセブン)  

 

 

 
>国立社会保障・人口問題研究所がほぼ5年に一度行なっている
>「出生動向基本調査」(2021年6月実施)によると、30~34歳
>において、未婚男性の37.2%、未婚女性の44.4%が性交体験が
>ないと答えている。2015年の調査では、同男性が29.9%、
>同女性が38.7%だったので、男女ともに未経験の比率が高
>まっている。
 
 こういう結果を見ると改めて、性欲は本能なのだろうかと疑いたくなります。他の動物はセックスで快楽はなく、痛かったり大変だったり、辛さしかないのです。
 もちろん、人間みたいに多様な感情や感性はないわけで、人間の様に感じることはないでしょう。しかし、何れにしても彼らは本当に導かれて交尾し子孫を残している。
 
 でも、人間はそうはいかないのです。どうやって家を守るために子孫を増やしていくのかという事を色んな方法を使って試行錯誤したのではないかと思います。
 
 人間にとって子を作る最初の関門は「好きな人が出来るかどうか」ではないかと思います。その点も他の動物とは違っている。そして、妊娠するために次なる喚問は、好きな人に好かれるという更に厳しい難関が待ち受けているのです。
 
 そして、現在に於いては男子の精子の数や健全さに問題が出てきており、受精がしにくい状態もあると聞いています。人間世界からどんどん新しい人間を生むことが難しい環境となっているのです。
 
 それに加えて、昨今の厳しい経済環境まで。どこからどう見ても少子化は進むばかりで慶全の兆しを見出す要因は見当たらないのではないかと思います。
 
 そういう中で、その対応方法を考える役人や政治家は昭和生まれが殆どであり、時代錯誤も甚だしいのが現実となっており、そういう状況が、少子化を止めるどころか加速させる危険性しかないわけで正にお先真っ暗という状況になろうかと思います。
 
 かくなる上は、よほどドラスティックな方法でも取らない限り、改善しないと言えるでしょう。それはきっと、現行の法治国家では実現できないことであり、それは人類滅亡を止められないということをっ認めるしかないと思います。