米8月財政黒字13兆円 学費ローン免除支出停止で(共同通信)  

 

 

 米国で、コロナ前に大きな問題となっていた学費ローンを覚えておられるでしょうか?そして、バイデンは学費ローン支払い免除という政策を掲げて当選したと言っても良いでしょう。

 

 

学生ローンの支払再開は2023年後半の消費下押し要因に

 

 というみずほリサーチのレポートを読んで知ったのですが、コロナ以降、一時的に学費ローンの支払いが免除されていたみたいです。それがいよいよ10月以降再開されることで、景気の下振れのリスクとなると書いています。

 

 

>学生ローンの残高は授業料の上昇などにより年々増加しており、

>2023年3月時点で1.77兆ドル(GDP比約7%)に達している

>(図表1)。家計の債務としては住宅ローン(12.04兆ドル)

>に次ぐ規模であり、自動車ローン(1.43兆ドル)よりも大きく、

>経済への影響は無視できない。

 

 日本でも大きな問題になっている奨学金ですが、かつて「奨学金という名の奴隷制度勧誘金」という記事も書いたわけですが、国家が行う医療と教育は国民を騙す最大の詐欺ではないかと思います。

 

 大事な子どものために、親が教育にお金を使う。しかし、お金を掛けたらかと言って良い結果が出るとは限らないのです。医療もそうですが、教育も成功報酬とはなっていないので、ある意味、詐欺と同じであると言わざるを得ないでしょう。

 

 それが米国では自動車ローンを超えているという大きな規模になっているのです。

 

 そして、今日も何も知らない将来ある若者たちが、教育詐欺に引っかかって、将来を棒に振っていくのです。しかし、大抵の人たちは自分たちの努力が足りなかったと思ってしまうので、教育産業は維持されていくことになる。

 

 教育に投資しているという事は、その見返りとして金銭報酬を得ようとするので、必然的に守銭奴なって生きていくのです。守銭奴とはお金の奴隷ということであり、それはお金を発行する国家の奴隷という事になるでしょう。

 

 そして、そういう中で働くことで心身を疲弊し、病を発症して、今度は医療詐欺に働いて稼いだお金を吸い取られ、命を奪われて人生を終えるという仕組みになっているのです。

 

 一体何時まで、この手法に騙され続けるのでしょうか?

 

 この仕組みの中に居る限り、人は幸せになるどころか、生きることさえままならなくなるのではないかと思います。