Quoraでの回答を転載します。何かのお役に立てれば幸いです。

 

遊びたい気持ちが勝って勉強に集中出来ないのは勉学に向いていない証拠ですか?

 

 勉学に向いている人は居ません。人は勉学は嫌いなのです。そもそも、何故、勉学をしなければいけないのかを考えたことがありますか?生きていくために必須のモノではないことはお分かりだと思います。そういうモノに集中できることはないのです。

 

 どちらかと言えば、そういうモノに集中できることが異常だと言えるでしょう。まあ、しかし、現実にはそういう異常なことが褒められるわけで実におかしな世界となっているのです。

 

 私たちは自分にとって必要なモノを欲するようになっている。だから、何かを勉強する必要が生じたらそうするでしょう。そうでないと実になりませんし、やるだけ時間の無駄とも言えるわけです。

 

 大事なのは、自分という人間を知ることです。自分は一体何がしたいのか?そもそも、自分は何のために生まれて来たのか?という人生の目的を見つけることが大事なのです。それがないと、何が必要で何をやらなければいけないかは分かりません。

 

 学校では、そういうことを教えないしさせないのです。それはつまり、個人の人生というモノを蔑ろにしているという事です。そして、先生のいう通りに勉強させることで、誰かのいう通りに働く機械にされるわけです。

 

 その結果、大抵の大人は、大人と言えでも、まるで子どもと同じように、自分が何のために生きているのかという最も大事なことを知らないのです。ただただお金の為に奴隷となって働く機械の様な人生を送らされる。

 

 誰もがそうだからということで、そういう人生に疑問を持つことさえないでしょう。しかし、働くことから解放されたときに、それは分かるのです。何故なら、自分には何もないから。目的を持って生きて来なかった結果、空っぽな人生となってしまうのです。

 

 しかし、それでも皆がそうだからという理由で、人生とはそんなものと思うしかない。実に勿体ない人生だと言えるでしょう。それが、無理やり勉学に向かわされた人の末路となります。若いうちに何の疑問も持たず、先生のいう通りに生きると悲しい末路が待っているという事です。

 

 私たち人間にとって最も大事なことは「自分で考えて行動する」という事です。考えるとは想像することです。自分とはどういう人間なのか?自分は何のために生まれて来たのか?一体何がしたいのか?という疑問を持ち、それを考えることで、自分という人間を最大限に発揮する努力をすることが一番大事なのです。

 

 人間の人間たる所以は何かと言えば、学ぶことではなく考えることが出来ることにあるのです。学ぶのは犬や猫だって出来ますが、考えることは人間にだけしか出来ません。

 

 その考える力を如何に鍛えるかが人生を決めるのです。

 

 そして、そういう人生にすることで楽しい人生となる。折角生まれて来たのですから、生まれてきて良かったと思える楽しい人生にしたいですよね。それを決めるのは自分という事になります。

 

 今置かれている異常な環境を正常だと思う様だと悲しい結末になるでしょう。それは、先生やバカな大人のいう事を真に受けて騙されるからそうなるのです。そうならないために、是非、若いうちから自分で考えて行動する習慣をつけるようにしましょう。

 

 全てはそれで決まります・・・・