チャットGPTのCEO「AIが人類を絶滅させる」と警告! 当初は「気候変動やがん治療の解決も」と言っていたはずなのに(井津川倫子)(J-CAST会社ウォッチ)  

 

 

>2022年11月30日に公開されてから、わずか2か月後に1億人の

>アクティブユーザー数を記録したと報じられていますが、スイス

>UBS銀行の分析によると、1億人に達するのに要した時間は、

>「TikTok」で9か月、「インスタ」で2年半、「フェイスブック」

>は4年半だそうですから、チャットGPTの突出ぶりがよくわかり

>ます。

 新しいアルゴリズムが広がるのは、ウイルスが広がるのと似ているという事だと思います。

 


>具体的な「絶滅へのシナリオ」として、「科学兵器を生みだす」

>「偽情報の拡散による誤った政策決定」などに言及。

 

 頭が良い割には、想定が小学生レベルなのには驚きました。大規模言語モデルが何かを生むことはない。人間が指示して初めて新しいモノを作れるわけで、それはチャットGPTがあろうがなかろうが同じではないかと思います。

 

 そもそも、何で人類滅亡を核戦争や天変地異といった不確定なものに限定するのでしょうか?本当のリスクとは常に内在するモノなのです。しかし、何故か、そこには全く関心がない。

 

 人間を最も知っている医者が、効かないワクチンを推奨したり、ガンに対して毒と投じてガンを退治しようという発想しかなかったりと、人間という生き物を全く理解していないことが見て取れるわけで、当然ながら、内在するリスクを考えることも出来ないのでしょう。

 

 「学校で勉強するからバカになる」ことで、AIから仕事を取られると怯える人がいることが最大の問題であり、それは、人間が働く機械と化していることを意味するのです。

 

 人間は働くために生まれてくる機械とは違います。それは、人間の脳を知るだけでも分かると思います。働くためなら、こんなに高性能な脳は要らないのです。

 

 何も知らない人でも、人間の脳がどれくらい使われているかを何が聞いたことがあるかと思いますが、ホンの数%程度の脳しか使われていないそうです。

 

 そして、問題は年々それは減っているという事です。一番分かり易い例としては、お金を払えば何でもやってもらえるという事があるでしょう。

 

 その方が楽だからそうするのですが、それは脳を使わなくなるという事です。筋肉でもそうですが、使わない筋肉はどんどん衰えていく。それは、脳も同じであり、脳を使わなくなれば、脳は衰えていくわけです。

 

 私たちは、お金で何でもできる社会を作ってしまったのですが、それは便利で楽なことです。しかし、それによって脳はどんどん衰えていくことになるわけです。

 

 今や、仕事をするために生まれてくる人間は、その仕事に於いてもどんどんと楽になっている。ソロバンから電卓、そしてパソコンという風に、機械化される生産工程意外に於いても、どんどん脳を使わなくなっているのです。

 

 その流れの中で、生まれたのが大規模言語モデルであり、今や、タイトルを打つだけで、例えば、小説を書いたり、サイトを作ったり、ユーチューブを投稿したり出来るようになって来ました。

 

 それによって、今後仕事を失う人が増えるわけですが、仮に仕事を与えられても、今まで以上に仕事は楽になることでしょう。そうやって、楽に生きれるようになると、筋肉が衰えるのと同じように、脳は機能を低下させるのです。

 

 そうなると、何かが起こった場合への対処が出来なくなる。そうなると、それを助けてくれる大規模言語モデルを頼り、生きて行くのに手放せなくなるのです。

 

 その結果、更に脳は働くなり、ある日突然、自分が誰かも分からない状態がやって来ることになるのです。今や、人間の死は脳死という認識があるわけで、アルツハイマー型認知症によって脳が死んでしまうという事がそこらじゅうで起こることになる。

 

 前にも書いたように、それはウォーキング・デッドのウォーカーみたいな人間が街に溢れるという恐ろしい光景を見せるのです。

 

 こういう状態になるまで、このまま行けば後30年と私は見ています。それは、今20代の若者が50歳を超える頃に大量に起こるのではないかと思うからです。

 

 日々少しずつ減っていく脳細胞が何年、何十年と掛けて進ん先にそういう未来があるという事です。そして、それは天変地異や核戦争より、確実に起こるという事です。

 

 そして、最悪なのが、こういう内在するリスクを先生たちが全く気にしていないという事です。世界は先生世界であり、先生のいう事をみんなが無条件に聞くようになっている。

 

 そういう教育を受けたから仕方ないのですが・・・