全国初の「空き家税」導入へ 京都市、売却・賃貸促す(共同通信)  

 

 

 今や我々は値上げラッシュに苦悩している。収入が増えて物価が上がるのは分かるけど、収入は減る中で物価が上がるという異常事態に困惑している人も多いのではないでしょうか。

 

 その原因は何かと言えば、人間がバカになっているからという事に尽きるわけです。例えば、この京都における空き家税の導入。

 

 京都は10年後には財政破綻すると言われる自治体ですが、きっと、京都に限らずすべての自治体はいずれ財政破綻するのです。

 

 何故か、答えは簡単です。収入が減るのに支出を減らさないから。

 

 この小学生でも分かることを、大人が出来ないという実に愚かな状態となっているのです。もちろん、そういう人が多少いるのは仕方ないかもしれませんが、殆どがそうなのです。

 

 その結果、物価は上がり続けることになる。しかし、その先に待っているのは経済の破綻であることは分かるのではないでしょうか。

 

 きっと、そういういことを考える力も余裕もないのでしょう。頭を使えない人間は何かを変えることが出来ないから。決められたとおりにしか行動できない機械やコンピュータと同じなのです。

 

 仮に増税しても未来はない。自治体の延命を図るに過ぎないのです。きっと、それでも自分たちさえ良ければそれで良いのでしょう。まるで小学生並みの思考力しか持ってないわけです。

 

 人口減少が進む世界で最も必要なことはダウンサイジングです。市場に合わせて生産も減らさなければいけないのと同じように体制も縮小しなければいけない。

 

 しかし、体制を縮小しながらもサービスは維持いや向上させる必要があるのではないかと思います。この八方塞がりな状況をお金で解決することは出来ません。

 

 まあ、何事もそうですがお金で解決することは出来ないのです。それは解決ではなく妥協とか我慢という事に過ぎない。私たちは、お金という便利なものが出来て以来、ずっとそれを続けてきただけなのです。

 

 要はお金によって誤魔化していただけ・・・

 

 だから、金持ちになって豊かになっても何も解決してないので、世の中はどんどん酷くなってきたのではないでしょうか。そして、学校で勉強してバカになっている頭は、金持ちと豊かさしか見えてこなかったのです。

 

 こういうことを言っている人間がどれくらいいるのか知りませんが、目に見える世界とは裏腹に本来の人間社会は非常に危機的な状況となっているのです。

 

 問題はお金では解決しません。解決できるのは人間の知恵だけなのです。問題とは、全てそれまでの人間の考えで引き起こされることなので、それを変えることによってのみ解決されるのです。

 

 知恵とは何かと言えば、想像力と言えるでしょう。我々人間が全てを作れたのは、この想像力のお陰なのです。しかし、何度も書いているように、自分たちが作った神に支配され、自分たちが作ったお金に支配されるという非常に残念で愚かな生き方をしてきたのです。

 

 そして、今、信仰心を失いお金を失い生きていくことが困難という状況に陥っているのです。この状況はどこからどうみてもバカとしか言えないのではないでしょうか?

 

 これから人間がやるべきことは、如何に神への依存を断ち切るか、如何にお金への依存を断ち切るかという事です。それは、麻薬中毒患者が、麻薬への依存を断ち切ることと同じくらい難しいことではないかと思います。

 

 しかし、それが出来なければ間違いなく人類は滅亡するのです。

 

 この依存と消し去るために最も必要なのは、繰り返しになりますが、学校教育を止めること。学びを止めることです。人間の依存を作り出しているのが学びであり教育であるからです。

 

 学びと教育ほど想像力を劣化させるものはありません。劣化というよりも退化というべきかもしれません。それは、脳の退化に繋がってしまうのです。

 

 つまり、人間の脳を殺してしまう。脳死状態を作ることです。

 

 考える力とは想像力のことです。そして、学びと教育が鍛えるのは記憶力。人間にとって大事なのは、記憶力ではなく想像力であり、それが人間の未来を作る原動力となるのです。

 

 更に、この記憶力と想像力は同じベクトルにあるのではなく、正反対のベクトルにある。つまり、記憶力が大きくなれば想像力は小さくなり、想像力が大きくなれば記憶力は小さくなるのです。

 

 このことは普通に考えれば分かると思います。知識や情報がたくさんあれば、考える必要な無くなる。そして、この高度な情報社会は人間から思考力を奪い続けているのです。

 

 これはある意味、人間が殺されている状況と言えるでしょう。だから、少子化になり人口減少が進むとも言えるのです。

 

 では、人間の想像力を最も引き出すのは何かを考えてみましょう。それは、自由ではないかと思います。私たちはこの100年の間に随分と便利な社会を築いたわけですが、その中で一番失っているのは何かと言えば、それは自由なのです。

 

 そして、それを奪っているのが学びと教育です。バカな教育者の中には、学びと教育で想像力を鍛えるなどととんでもない嘘を平気で口にする人もいますし、それを真に受ける人も多いのです。

 

 想像という行為は、ゼロから1を生み出す行為であり、学んで出来ることではない。学ぶという行為は1を2にする行為だから。次元が全く異なるのです。

 

 こういう説明で理解できる人がどれくらいいるかは分かりませんが、記憶の片隅に残していただければ幸いです。

 

 私たちがこれからやるべきは、如何にお金を使わない世の中にしていくかという事です。それは頭を使っていることの裏返しとなるからです。

 

 頭を使うとは考えるという事で想像することを意味します。これからの人間の未来を如何に想像するかで人間は自ら行動することが出来るようになると思います。

 

 それが出来ない人は不安と不満に押しつぶされることになるでしょう。どちらを選ぶのも自分であり、その選んだ行動の責任から逃れることが出来ないのは間違いないのです。

 

 私は全ての人が自分なりに自分で考えて行動し、自分の思うような人生を送って欲しいと願うばかりです。それを為し得るコツは嘘をつかないという事しかありません。

 

 チャットGPTというAIに嘘のない正しい情報を教えることで正しい結果を得られるのと同じように、我々も嘘のない正しいことを自分に教えることで、それに見合う正しい結果を得ることが出来る。

 

 非常に分かり易い理屈ではないかと思います。