「幸福の科学」総裁・大川隆法氏が死去 66歳 「霊言」で勢力拡大 17年には清水富美加の出家騒動も(スポニチアネックス)  

 

 

 日本ではこういうカリスマが時々出る。更に有名なのが、今は既に亡くなっていると思われる創価学会の池田大作氏ではないかと思う。

 

 お二方ともよく本を出している。宗教の教えを教育するのに教科書は欠かせないからそうなるのだろう。それにしても年間で50冊も書いていいたと驚きである。

 

 一週間に1冊のペースか。やろうと思えば出来なくもないか^^;

 

 最近、有名企業経営者の派手なスピーチを見ていると、彼れが宗教の教祖と見間違える気もする。宗教家とビジネスマンのどこか違うのか?

 

 私からすれば殆ど違わない。違うとすれば、宗教家が暴利を目指すのに対してビジネスマンは小利と言えるだけではないだろうか。10%程度の妥当な利益を目指すのがビジネスマンと言える。

 

 しかし、それを大量に売れば大きな利益を得られる。ただ、企業と顧客の関係は、教祖と信者の関係とは格段に違う。絶対なる信用と信頼に裏打ちされた教祖と信者にはかなわない。

 

 中小企業の中には宗教に近いビジネスを行っている企業もあるかもしれないが、大企業にそれはない。しかし、近年、そういう演出を施す大企業が増えている気がする。

 

 ただ一つだけ違うのは、社長に教祖みたいな力は無いということだ。しかし、それは教祖への依存が強いので、教祖が無くなることで求心力が低下し、宗教そのものの維持が困難になるという致命的な弱点を有することになる。

 

 これと同じように、カリスマ性のある社長が出ると、企業の勢いは出るが、その社長が退任することで勢いを失うこともある。

 

 社長は五万と言えるが、教祖はホンの僅かである。最後に一つ言えることは、どちらもかなり大変だという事である。能力云々よりも、どれだけお金が好きかで決まるのではないかと思う。