「考えない日本人」だらけになった日本企業の末路、イノベーションが生まれなくなった根本原因(東洋経済オンライン)
>それを生かした商品やシステムやノウハウをつくって、あとから
>超高齢社会になった国に教えたり売ったりすれば、日本は大金持ち
>になれます。世の中の、それどころか世界の役に立てます。そういう
>アイデアこそが、真にイノベーティブなのではないでしょうか。
実に陳腐なイノベーティブですね。金儲けとは人間を成長させるより退化させることに気づきましょう。本当に有益なことは常にプライスレスなのです。
相変わらず、根本原因を明らかにしない。どうして日本人が考えなくなったのかを書かない。いや、気づかないのでしょう。
このブログを読んでいる方ならお分かりだと思います。「学校で勉強するからバカになる」から考えることが出来なくなるのです。
要は、学ぶと考えるは違うという事。そのことを知らない人が実に多いのです。もう何度も書いていますが、大事なことなので何度でも書いていこうと思います。
日本語というのは、本質を捉えるのに実に便利に出来ている。
学ぶとは何かと言えば「真似る」ことなのです。誰かの考えを真似る。取り入れる、受け入れる事。その時、人は何かを考えるでしょうか。きっと、何かを考えるようでは真似ることは出来ないでしょう。
先生のいう事を聞く。それは先生の言う通りにするということです。学校で勉強するという事は、先生の言うことを聞いて先生の言う通りにするということです。
そういう生活を若い頃から続けて来た人間に、自分で考えることが果たして出来るようになるのか?という疑問が生まれないとおかしいのです。そういう疑問を抱かないという事は、逆に言えば、考えていないからということになる。
例えば、歴史を学んでいけば分かると思いますが、先人たちは常に色んな間違いを犯します。そうやって間違うから死ぬわけで、一族を失うわけで、そういう姿を数多く教えられているのではないでしょうか。
しかし、私たちは今を生きている。それは、正しい選択をした人が居たから今があると言えるわけです。でも、それが歴史の教科書に載って来ることはないでしょう。
何故なら、それは先生に逆らった名もなき人たちだから。誰かのいう事に煽られて行動するのではなく、自分の考えに基づいて行動した人たちだからです。
そういう人たちは名を遺すのではなく命を残すからです。要は、考えるとは生きることを考えることを言うのです。自分が生きる事。自分を活かすこと。そして、それを通して自分の家族を生かすこと。
その先に人類を存続させるという壮大な世界があるのです。
お金持ちとはどういう存在なのか?
それは、全てをお金で図る人間になることです。それは、自分で考えることをしない人間という事。それはある意味、人間ではなくなるということです。
お金を払うだけで何でもやってもらえる環境は、人間を怠惰にし考える必要を奪うのです。そういう状況になった人間の脳は活動する必要性を失い急激に退化し始める事になるでしょう。
そうなった人間は生きているのが詰まらなくなる。退屈になる。それは人間の能力が過剰になったという証拠であり、そうなれば要らなくなった能力は失われていくのが生き物の掟となるのです。
こうして考える必要の無くなった前頭葉が委縮し始めるのです。もちろん、このアルゴリズムを証明する方法は有りませんが、恐らく、金持ちの前頭葉の大きさを調べれば分かると思います。
金儲けをみんなが目指すことで世界はお金の溢れる場所になりましたが、頭脳のレベルは大きく劣化し小学生並みまで落ちてしまいました。そして、お金を持っていることをひけらかして威張るしか出来なくなった。
そういう姿を見て金持ちが小学生に見えない様ではダメだと思う。
企業はやたらイノベーションと言っているが、本当のイノベーションを目指している企業はなく、殆どはリノベーションに過ぎない。本当のイノベーションとは、資本主義を超越することであり、言い換えれば、お金から離れることである。
お金を価値基準とする限り本当のイノベーションを果たすことは出来ない。

