働いても働いても貧乏から抜け出せない…経済大国ニッポンが「一億総貧国」に転落した根本原因(プレジデントオンライン)  

 

 

 

>賃金を上げるためには、労働生産性を高め、将来の展望を良くしなく
>てはいけません。これは、端的に言うと、経済を成長させるということ
>にほかなりません。
 
 相変わらずのバカの一つ覚えを連呼する教授たちですね。ソレはまるで伝言ゲームの様に。一番偉い教授の言うことをオウム返しで口を揃える様は、雛鳥が親鳥に餌ををねだる様に口をパクパクしているのに似ている。
 
 労働生産性とは、一人の付加価値を上げる。要は、一人当たりの売り上げを上げる。つまり、一人で一人分以上に働くことを言うわけです。
 
 それが何故、将来の展望を明るくし、経済が成長するのか、大きな疑問であるわけですが、そのことを解くことはありません。要は実に単純な発想で、一人一人が今以上に努力して力を付ければ、全体としての売り上げも上がり、企業も経済も成長するという小学生が考えるようなことを言っているのです。
 
 前にも書いたと思いますが、こうした考えには一切消費市場の動向は考慮されていないのです。良いモノをたくさん作ればたくさん売れる。常に作る側売る側の立場でしか経済を見ていない。
 
 経済にとって最も重要なのは、商品ではなく買い手だという事を知らないのです。いかに優れた商品を作っても、それを欲しいと思う買い手、或いは、買える能力のある買い手が居なければ、それはゴミと同じ。
 
 商品は買い手が買うから初めて価値を持つのです。
 
 従って、本来は生産性が上がることで経済が成長するのではなく、むしろ、後退するという当然の姿が見えて来るのです。何故なら、一人の能力が上がれば、働き手はその分要らなくなる。
 
 もちろん、消費者の欲する新しい商品が次から次へと作られるのであれば、消費市場の拡大によって経済規模は大きくなり、例えば、これまでと同じ社員で倍の売り上げを生み、企業の業績は大きく上がり、それと同時に社員の給与も上がるという相乗効果が見込める。
 
 しかし、今や消費者が借金してまで欲しい商品はなく、単に改良された商品に魅力がない為に売り上げは伸びない。その状況で労働生産性を上げることは、余剰人員を生み出しリストラを促すことで、消費市場を更に減退させるという悪循環を生むのです。
 
 日本の賃金がこの25年殆ど上がっていないのは、マーケットが広がっていないからという事なのです。それでも、企業はコアスト削減と値上げによって利益を増やし続けているだけのこと。
 
 内情は火の車なのです。毎年減る販売数に慄いていることでしょう。
 
 売ることしか考えない人たちは、商品の優劣しか見えないのです。そして、売り上げデータのみで未来を考える。商品の購入者の状況は気にしないのです。
 
 この数年で、死亡者数は大きく増えているという消費市場にとっては大きな縮小要因など全く気にもしていないでしょう。少子化が及ぼす経済的な影響はもっと後になるのです。
 
 何故なら、子どもの消費能力は低いから。その前に大人が減っていくことの方が圧倒的に脅威なのです。
 
 無い袖は振れないという言葉ありますが、買い手のいない商品をどんなに労働生産性を上げて作っても、それはゴミにしかならないのです。
 
 今や企業の倉庫は在庫の山と化しているのではないかと。企業が利益を上げるためには作り続けるしか手はないのですが、どんなに頑張って作っても買い手が居なければダメなのです。
 
 かつて、取る漁業から育てる漁業などと魚が取れなくなった時代に叫ばれていましたが、経済はまさにその危機に直面しているのです。
 
 どうすれば消費市場は育つのか?基本的には人口を増やす以外にありません。しかし、恐ろしい数の移民を急激に受け入れるという方法を覗けば、それは相当に気の長い話になる。
 
 少子化を解消できたとしても、最低でも数十年先に効果が出る程度です。
 
 だから、残されるのは観光立国なのです。他力本願ということ。観光客で消費市場を膨らませることで何とかしようと考えているわけです。
 
 しかし、新型コロナによってそれは木っ端微塵に壊されました。そもそも、世界が同時に経済衰退を起こしている時代に、他国へ悠然と観光に出かけられる人はそんなに多くはないわけで、とてもじゃないけど役に立たないと思います。
 
 そうやって、攻める事ばかり考えているのは非常に危険であり、抗えない経済崩壊に如何に対応するかをキチンとしなければいけないと思います。
 
 恐らく、来年あたりから不動産の下落が始まる。日本経済を根幹で支えた不動産が行き詰ることで、日本は一気に衰退を始めるのではないかと危惧しています。
 
 守銭奴にとって、お金は全てであり、それを失う事は命を失う事に等しいから。お金に頼ることでバカになった頭が、更に恐怖を掻き立てとんでもない事になる可能性だって否定できません。
 
 その時、教授たちが何をしゃべりだすのか?それでも念仏の様に労働生産性の向上を言っている可能性が高いと思います。それがどんなに自分たちの首を絞めることになるのか気づかないので・・・・
 
 無知とは凶器です。無学な人間を無知だと思い込んでいることが一番の凶器かもしれません。無学こそが有能を生むのです。何故なら、教えて貰えなければ自分で考えるしかないから。
 
 この単純な理屈を誰もが分かるようになると状況は一変すると思います。