純利益2.8兆円をたたき出したトヨタの3月期決算の収益構造と変化(@DIME) | 自動車情報サイト【新車・中古車】 - carview!  

 

 

>13年前(2009年3月期)は、リーマン・ショック直後の

>販売台数は△15%。
>大幅減益となり、赤字転落。

>コロナ発生後の2021年3月期も販売台数は同様に△15%。
>減益となるも黒字は確保。

 

 これを収益構造の変化と褒めるわけですが、一体どういう収益構造にすればこうなるのでしょう。普通は人件費削減しかないわけで、この間にトヨタ本体で大胆なリストラがあったということはない。

 

 となれば、残されるのは価格アップです。いずれの場合もマイナスは販売台数と書いてあることから、それに見合う分の価格上昇があれば黒字になるのは当然でしょう。

 

 振り返るにリーマンショック後にトヨタを復活させたのがハイブリッドという技術です。これによって自動車販売価格を上げることに成功しました。まあ、それをバックアップしたのが国の補助金であったと思います。

 

 人口が減り販売数が減少する中で、企業が生き残るには販売価格を上げるしかないのです。

 

 気づけば、かつてカローラは100万円もしなかったし、クラウンだって300万円で買えた。それが今では倍以上に値上がりしている。しかし、プリウスを大量に売ったことでクラウンが売れなくなりまもなく生産終了となります。

 

 トヨタの賢いところが、高級車向けのブランドであるレクサスを作ったことではないでしょうか?確か500万以下の車はないと思います。かつての「いつかはクラウン」から「いつかはレクサス」へとターゲットを線引きし金持ち向けに販売価格を大きく上げたわけです。

 

 それでも、市場縮小と収入減少に依って更に車は売れなくなるでしょう。そこで登場するのが電気自動車なのです。

 

 恐ろしい事に、販売価格は400万円以上とレクサスに迫る金額となります。ここで不思議なのは、その価格にマスコミが疑問を示さないことです。

 

 普通に考えてみてください。エンジンとモーターの併用であるハイブリッド車が300万円で買えるとすれば、そこからエンジンを取って燃料電池に積み替えた場合、果たして400万円という金額になるのでしょうか?

 

 プリウス導入の同じ手口です。新しい技術は高いという先入観を利用した詐欺商法と言えるでしょう。前にも書いたように中国では50万円で電気自動車は作れます。

 

 色んな制約を設けて今のところ日本を含めた世界市場へは入れませんが、それをクリアーして参入するようなことがあれば、間違いなくトヨタを含めた日本の自動車産業は終わるでしょう。

 

 それは国が許すわけがないと思いますが・・・・

 

 これがこれからの資本主義です。販売個数の減少を補うために色んな方法で価格アップを図る。後は、それにどこまで市場が付いて来るかで決まると思います。

 

 企業にしても国家にしても、口を開けばお客様のため、国民のためという言葉を念仏の様に唱えていますが、実際はそんなことは考えず、企業が国家が生き残るために客や国民をどう利用するかを考えているのです。

 

 それが資本主義の教えと言えるでしょう。そして、マスコミはそれを美化し褒め称えるのです。泣くのは末端の客と国民だけ。

 

 これは人間の世界ではないと私は思います。見た目は華やかですが魑魅魍魎の巣食う地獄ではないかと思います。だから、人間は滅びるのです。

 

 人間を魑魅魍魎に変えるのが資本主義なのです。見た目の華やかさに騙されないで下さい。大事なのは常に中身だと思います。

 

 企業や国家が栄えるという状況は、決してそこに住む人々を幸せにするものではないのです。それを感じることはありませんか?今、幸せでしょうか?

 

 もし、幸せでないのなら、原因は資本主義が作るこの世界だと思って間違いないと思います。