新型コロナウイルスで大騒ぎしたきっかけは肺炎ではないかと思います。そして、肺炎は我が国の死亡原因の三位にあり、毎年10万人以上が亡くなる病気です。

 

 昨年の死者数、11年ぶり減 コロナ対策影響?肺炎減る

 

 という朝日新聞の記事にもある様に、コロナで増えたはずの肺炎死は、9月の段階で1万2千人も減っているのです。昨年の死者が減っているのは知っていましたが、その理由が肺炎死が減ったとは知りませんでした。

 

 で、何故、新型コロナウイルスによる肺炎死が増えているのに、全体とし1割以上も減ったのかが気になり色々と調べてみました。

 

 

 によれば、肺炎の感染場所というのがあり、市中感染と院内感染という二つの場所がある。そして、新型コロナウイルスによる死亡が大きく騒がれた頃は、大抵肺炎で死んでいたのではないだろうか?

 

 しかも、自宅で肺炎を発症するというより、病院に入院してから急に肺炎になったのでは。それなのに院内感染は全く考慮されず、全ては新型コロナウイルスとされている。

 

 院内感染については、抵抗力が低い人、割と高齢者となるし、人工呼吸器に依る感染もあると書いてある。人工呼吸器をつけてから酷くなった患者はいないのか?を知ることは出来ない。

 

 もし、院内感染であれば病院側の責任が問われるのは確かである。それを、新型コロナウイルスのせいにしてしまえば病院は助かるだろう。意図的にやったとは思いたくはないが、考慮しなかったのは事実だと思う。

 

 いずれにしても、新型コロナウイルスで肺炎死が減ったという事実は、高齢者が病院へ行かなくなり、院内感染が減ったからではないかと思うのです。

 

 それでも、新型コロナウイルスの死亡者は大半が70歳以上の高齢者であり、既往症も含め抵抗力の弱い人たちであったことは間違いないでしょう。

 

 だから、感染力が弱く毒性も弱い新型コロナウイルスに感染したのであり、そこから病院へ入院させられ、院内感染で肺炎に罹り亡くなったという可能性は否定できないと考える次第です。

 

 単なる風邪を新型コロナウイルスというだけで病院という細菌とウイルスの巣窟に押し込めて肺炎にさせてしまったという痛ましい現実が隠れている気がします。

 

 抵抗力がある若者の多くが軽傷か無症状という状況を考えるに、抵抗力が弱い高齢者が感染するのは仕方ないのでしょうが、そういう人たちを更に危険な場所に送ってはいけないのではないかと思うのです。

 

 医者は、治療することにしか目が向かないわけすが、大事なのは、抵抗力の弱い高齢者を肺炎にならないように対応することではないかと思います。

 

 そういう点で、細菌とウイルスの巣窟である病院へ入れることは控えるべきではないかと思います。目に見えない細菌とウイルスに対抗するには、それらが居ない場所に居ることが一番であり、医者にはそれが欠けていると思うわけです。

 

 武漢で、新型コロナウイルスが感染爆発を引き起こしたのは、多くの人が病院に詰めかけたことがキッカケであったことは多くの人が知っていると思います。

 

 日本でも、被害の大きいクラスターは殆ど病院であったと言われています。何かと市中感染にばかり目が行きますが、やはり最も警戒すべきは院内感染であり、それは病院に行かないことで確実に避けられることではないかと思います。

 

 政府は常に利害関係を優先して事に当たります。その結果、真実はうやむやになり事態が悪化することが多いのではないかと思います。もちろん、その責めを負うのは政府ではなく、常に我々国民。

 

 この現状が、政府の横暴を野放しにするのではないかと思うのです。大事なのは常に真実です。それを突き止めなければ状況は改善しない。

 

 逆に言えば、状況が改善しないというのは真実を突き止めていないということでもあるのです。これは、全てに言える事だと私は思います。だから、公人ほど嘘をついてはいけない。偉い人ほど嘘を付いてはいけないのです。