大抵の人は今の経済状況を新型コロナウイルスによるものだと考えていることでしょう。
ですが、それは違います。もう忘れてしまったのかもしれませんが、数年前より日本は消費低迷による不況が続いていたのです。ただ、その中でも企業業績や株価が維持されていたので、大きな話題にならなかった。
ただ、中国人の爆買いを中心としてインバウンドで一時的に踏ん張っていただけなのです。つまり。新型コロナウイルスは、そのインバウンドを絶ったに過ぎない。
今置かれているのが日本の置かれた真実と言えるでしょう。
中でも、最悪なのは少子化であります。若者の非婚化晩婚化によって出生数が減り続けている、今年発表された昨年の出生数は90万人を切っており、これは政府の予測を上回るスピードで少子化が進行していることを示しています。
前にも書いたと思いますが、少子化を進めているのが資本主義が作る競争社会なのです。従って、この人々が争い合う社会を壊さない限り、少子化は止まりません。
少子高齢化による人口減少が日本の消費市場を小さくしていきます。そして、そういう世界で企業が生き残るために、今後さらなる合理化、効率化が図られ雇用は激減していくことでしょう。
そうなれば、お金がないと生きていけない資本主義の世界で、我々は生きていけなくなるわけです。様々な支援策を施すことは可能ですが、それでは今度は政府がパンクするでしょう。
この先に出口などありません。八方塞なのです。
残されるのは、資本主義という社会システムを捨てる事。そして、新しい社会システムを構築することなのです。しかし、残念ながら、それを政府に期待することは出来ません。
何故なら、新しい社会システムに政府という存在は必要ないからです。
従って、政治家や官僚や学者といった現在政府を支えている人たちは絶対に資本主義から出ようとは言わないでしょう。資本主義という既得権益が彼らを縛るのです。
もし出来るとするならば、既得権益の外にいる人たちになるでしょう。日本人を救う最後の人たち。彼らが動けば日本は再生するけど、それがなければ、後100年持たないと思います。
