〉自分で考えることは楽しい

 高校生で気づいて良かったですね。恐らく、放っておくと一生気づかない。大抵の大人は気づいてないでしょう。

 「自分で考えて行動する」

 これは、人間にしかない特殊で偉大な能力です。この素晴らしい能力を幼い頃から潰していくのが学校教育なんですよ。

 詳しくは「学校で勉強するからバカになる」を読めば分かりますがね(^-^;

 この能力さえ使えれば、人間は生きていけます。もちろん、ただ生きるだけではなく楽しく生きれる。

 これが「幸せ」への道なんですよ!

 不機嫌な大人たち、不幸な大人たちには、学校で勉強させられたことで、この能力が無いのです。

 でも、残念ながらそれに気づけない。自分が得た知識や情報を使う事を「自分で考えて行動する」と勘違いしてるのです。

 他人から得た知識や情報は、他人のモノであり、言うなれば、他人の真似をしているだけなんです。

 猿まねで結果を出しても何の自信も付かないので、不安しか残らない。現代人に不安に思う人が多いのはそのせいなんです。

 私の好きな言葉に

 実るほど頭を垂れる稲穂かな

 という言葉があるのですが、他人から盗んだモノでは実だけで中身が無いので頭が垂れないのです。

 今や実の大きさにしか興味が無いのもそのせいでしょう。だけども、どんなに実を大きくしても中身がなければ満たされる事はない。

 だから、どこまで行っても「幸せ」にはなれないのです。まあ、そういう現状が「幸せ」を諦めさせ、求めない時代へと変わって来つつあるのですが。

 この「諦め」という言葉も、「自分で考えて行動する」事が出来ない人の特徴なんですが。

 本来、人間が持つ能力を持たないということは、もはや人間ではない新たな人類の誕生なのかもしれません。

 しかしながら、この新たな人類に未来はない。だって「自分で考えて行動する」事が出来ないのだから、未来は作れないのです。