緩和ケアで医療費が減る
そういう研究があります。
【例えばこういう研究があります。”迅速な緩和ケアの(良い)経済的影響は、がんと診断された患者でとても大きかった”】
緩和ケアにかかるのにお金がかかるでしょう?
そう思うのは当然です。
一体何が起こっているのでしょうか?
実は、緩和ケアには「予防」が含まれます。
事態がより悪くするのを防ぐのです。
また紹介しようと思いますが
当院にかかっている患者さんでも、助言をもとに、他に治療が見つかったという事例が少なくないのです。
状態が悪化すれば、例えば入院等が増えたりすることになります。
苦痛もそうです。
痛みなどが悪化すれば入院しやすくなりますし、不安等がそのままになれば、全身の苦痛もより感じやすくなるなどの悪循環を招き、それもより濃密な医療を受けなければならないことにつながります。
そうです。それはかかる医療費の増加を招くのです。
緩和ケアにかかることはお金がかかりますが、それ以上に、問題を予防したり入院を減らすことで、緩和ケアを受けていない場合よりも医療費が減ったのです。
お金はなるべく節約したいものです。
しかし必要なものにかけることで、全体をより節約できることになるということもしばしばあります。
緩和ケアもそうなのです。
もちろん、定期的に緩和ケアにかかることで苦痛が緩和されたり、前述したように助言をもとに新たな治療が見つかったりすることがあり、生命への良い影響があるわけですが
一見思える「でもお金がかかるでしょう?」という心配にも
結果的には総出費が減ると各証拠で示されているとお答えすることができるのです。