アメブロの読者さんには釈迦に説法かもしれませんね。

 

緩和ケア科にかかるメリットは、いくつかの緩和ケア医にかかってみればすぐわかると思いますが、意外によく知られているものではないようです。 

 

大きくわけて3つあります。 

 

医療現場では、しばしば、よく話を聴いてもらえないということがあります。 1つに緩和ケア医は話を聴くことが得意なことが多いため、じっくり思いを受け止めてもらえるでしょう。 人は話をするだけでも元気になる側面がありますから、それ自体も治療の一環です。 

 

2つめは、アセスメントです。 いろいろな医師にかかっても、なかなか症状の原因を突き止めてもらえなかったり、説明してくれなかったりということはしばしばあります。 これは仕方ないことで、旧来の考え方は、病気が治れば症状も緩和するだろう、というものだったからです。 しかし一部進行がんや慢性病を中心に、完治しない病気においても症状を和らげる治療が進歩してきました。症状を中心に対応するのが緩和ケアです。そのため緩和ケア医は症状の原因を突き止める医学的な判断(アセスメント)に通じています。

 

3つめは、治療です。 症状を和らげる薬もいろいろありますが、使い方が大切です。 どんな薬も使い方が悪ければ、効果がなかったり、続けられなかったりします。 そうならないように知識と経験をフルに使って、合った薬剤を適切な量で処方します。 

 

このように緩和ケア科にかかる意味は複数以上あるにもかかわらず、その知名度や末期限定との思い込みから、受診を躊躇したり控えたりする方がいらっしゃいます。 良い方向にむかうきっかけとなればと動画でも解説しました。

 

 

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