イギリスのエコノミスト誌が(世界の)死の質ランキングというものを発表しています。
その中でわざわざ、(日本の緩和ケアにおいて)「既存の枠組みはがん患者に焦点を当てており、他の疾患へ緩和ケアを拡大することが難しいです。専門スタッフの数は腫瘍領域のニーズを満たすのには十分ですが、他の病気の患者を支援するには不十分です」
と書かれています。
がんの患者さんからすると、「がんに対しても不十分でしょう!」と思われる機会は頻々とあるはずです。
それなので、がん以外の患者さんからすると、さらにということになります。
そもそも、緩和ケアが対象になることすら知られていないですね(がんですらそのようなことがあるのに!)。
その状況を変えたいと思い、昨年8月にクリニックを開設した当所から、早期緩和ケアクリニックはがんに限定しないで早期緩和ケア外来を専業で行う日本初のクリニックであることをお伝えしています。
しかし!
この「がん以外で」ということを取材に来られる方は皆無です。
いかに、がん以外の緩和ケアがまだ未発達かを示す例だと思います。
先日パ-キンソン病の緩和ケアについて書きましたが、
日本でパ-キンソン病の緩和ケアというと、「本当か?」と思われるかもしれませんが、
英語で検索すると普通に充実したサイトがごろごろと出て来ます。
今日はそのサイトの1つと、そこで述べられている「パ-キンソン病における緩和ケアのメリット」を紹介します。
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パ-キンソン病の他にも、ALS(筋萎縮性側索硬化症)などの神経難病、慢性心不全、慢性閉塞性肺疾患、慢性腎不全、認知症、老衰、はては糖尿病まで、緩和ケアの先進国ではほとんどの自然治癒しない慢性病が緩和ケアの適応となっています。
がん以外に関しても緩和ケアの普及に力を尽くしています。
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とにかく新しい試みは、なかなか注目して頂けないので、皆さんの周囲にも困っている方がおられましたらぜひ紹介して頂けたらと思います。
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