早期緩和ケア外来は、がん治療中から受けられる外来です。
なお、がん治療が終了してからの緩和ケア外来受診は、遅いです。
がん治療中から関わるため、早期緩和ケア外来の緩和ケア医は、がん治療に詳しいことが必要です。
単に旧来の緩和ケアを前倒しするだけではなく、腫瘍治療の副作用にもしっかり対応したり、がん治療の悩みや不安にもお応えしたりする必要があるからです。
早期緩和ケア外来の医師に、がん治療に対して相談できるかは、しっかりと尋ねておくのが良いでしょう。
さて、今年2月のアメリカ腫瘍学会で、前立腺がんに免疫チェックポイント阻害薬の2剤併用で効果を示したという結果が発表されました。
下記で解説しています。
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前立腺がんはもともと免疫系治療があまり奏効しにくいと目されていました。
しかしオプジーボ+ヤーボイ連合軍が、それを打破する可能性が示唆されたのです。
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まだまだ標準治療になるには時間がかかるでしょうが、治療法に一定の制約がある前立腺がんに新たな可能性が開けたと思われます。
ただ、副作用対策がしっかりしないと、免疫治療も化学療法も続けられにくいです。
結果、良い効果を得るのが難しくなってしまいます。
徹底的に支持療法(早期からの緩和ケア等)を行うのが大切です。
そして治療は同じでも、支持療法の水準には施設差があります。
長期生存は新たな治療の標準治療化→それを使ってのさらなる長期生存につながります。
そのためには、支持療法、早期からの緩和ケアなのです。
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前立腺がんにオプジーボとヤーボイが効く可能性
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