昨年、私はドキドキしていました。
このパンチのある温泉が硫化水素が強いからではありません。
(↑でも吸いすぎは危険なレベルです)
この野中温泉(同じ建物内)には、男性の世界最高齢の野中正造さんがお住まいだったからです。
すなわち、世界最高齢の方の半径100m以内に肉薄したのです。
同じ建物に、世界最高齢がいらっしゃる、それは気持ちが高ぶることでした。
地球の男性のトップオブトップのごく近くに私はいたのです。
昨日、野中さんが天寿を全うされたと報じられました。
1世紀以上のご人生。お疲れ様でした、という表現が適切でしょうか。
ただご家族のことは案じられますね。
野中温泉の湯上がりに、ネットで読んだ下の記事は興味深かったです。
北海道在住の野中正造さん、112歳259日で「存命中の男性最長寿」に認定
野中さん自身が語る長寿の秘訣は「温泉と甘いもの、そしてこだわらないこと」。
しかし彼の家族は「ちがう秘訣があるのでは」と思っているそうです。
ダメはダメ、嫌は嫌。我慢してストレスをためることがあまりなかったんじゃないかな。
だから長生きの秘訣って、自由気ままに生活することだと思います。
「やっぱり」という感じですね。
↓↓↓↓↓↓↓
宿泊したのは、ちょうど早期緩和ケアクリニックの開業前。
いい湯につかり、世界最長寿の方の息吹を至近に感じながら、来るべき新しいフィールドで頑張る気持ちを新たにしました。
緩和ケア併用でより良く、長生き。
引き続き邁進して参ります。
追伸 野中温泉もいい湯なので、ぜひ皆さんもどうぞ。