本気なのかどうか一瞬考えてしまう下の記事。
このように取り上げられるのを意図してやっているのかもしれませんね。
論者によると(以下引用)、
慈恵医大や日本医大、順天堂大学、地方では岩手医科大学、久留米大学を出た外科医は信頼に値する場合が多いのである。
それに対して、内科系は「診断学」といっていいほど最新の医学知識が重要になる。また、内科医には日常的にものごとを論理的に考えたり、情報を整理したりする能力が求められる。
すると、たとえば神経内科のような高度の知識を必要とする分野では、東大など旧帝大系や慶大、東京医科歯科大といった、偏差値の高い大学の出身者に信頼できる医師が多いと考えるのが妥当だろう。この場合は、大学の格よりも偏差値である。
丁寧に図まで付けられています。
(プレジデント社の当該記事より引用)
私は、内科系でも偏差値だけでは語れないと思いますね。
それは知識だけでは、診断には至らないためです。
知識量だけがあって、無理やり患者さんの諸症状を当てはめ、稀な病気ばかり思いついているようなケースもあります。
本質を突く「センス」は、正答がある問題(与えられた問題)を解く力が優れていることとは別だと考えます。
それに、生涯勉強し続ける姿勢が重要で、それでものすごく差が出るでしょうね。
医師としての頭の良さは大学入学時の偏差値だけではないのは間違いないです。
雑誌社も次から次へと記事を作らざるを得ないため、不思議な切り口からの記事もこうやって出て来ます。
読み方には注意が必要ですね。